難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の薬局での会話

2006年02月01日 23時06分08秒 | 生活
060201_2215~001.jpg060201_2228~001.jpg週明けから風邪を引いて、発熱と体全体がだるい。目玉が痛いので小さい文字が読めない。
病院に行く時間もなく、フラフラになって近くのスーパーに入っている薬局に入った。
発熱とだるいことを伝えて、風邪薬を求めたが、アルバイト風の若い人といつもの主人かいる。若い人にちゃんと薬を選べるか心配なので、少し大きい声で声をかけると主人が気が付いてくれた。
主人は私が難聴なのを知っていて、耳元でしゃべってくれる。

「風邪の引きはじめですか」
「熱はありますか?喉は痛みますか」
「これはカフェインのない方です」まではなんとかわかった。

その後、この薬がいかに効くかの説明(だと思われる)が続いたが、こちらはもうろうとしているし、よく聞こえないし、出されたものを買うことにした。
風邪を引いていると鼻が詰まり聴力が低下する。

「今夜はお風呂は入らないでください」は聞き取れなかった。
再度聞いて「風呂」が聞き取れたが、薬屋で風呂の話題は想定外だ
難聴者は会話を類推しながら聞いているので想定外の話題は苦手なのだ。

薬局で医者の処方箋以外の市販薬を買う際、説明が十分聞こえない場合は怖い。
やはり、難聴であること、筆談を必要とすることを言うべきだろう。街中のドラッグストアと違いいつも閑散としているし。

ラビット 記





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