またも予想外の結果が出ています。
左の鉢は去年の7月始めに種を蒔いたのだが、右の鉢はそれより2ヶ月余り遅れて蒔いたもの。
なので、年が明けてしばらくの間は両者にかなりの大きさの違いがあったが、最近は形勢が逆転しかけるほど後から種を蒔いた小さな苗の方のそだちが良いのである。
この二鉢は共に後から種を蒔いたものだが、何故か小さな鉢の方が育ちがよい。
小さな方の鉢のアップだが、育ち方は千差万別であるが・・・・。
黒っぽい茎は去年育った部分で、白く見えるのが今年育った部分です。
5度以下になるところで冬を越させると去年の茎葉は枯れてしまうようだが、6度くらいだと生き残り、そのまま新しい芽を伸ばすこともあるようです。
この苗は2本新芽を伸ばしているが、新芽を出さないものも多い。
どの鉢も似たようなもので、大きい葉は5センチくらいあります。
ただ、これから更に大きくなると思うので、最終的にはもっと大きくなるだろう。
ちなみに、どの鉢も植え替えはしていません。
それでも育ちが良い苗は、塊根の大きさは3センチ近くになっています。
きちんと植え替えをして管理すれば、実生1年でも塊根の大きさは4,5センチにはなるようです。
以上、実生苗は6鉢あり、全部で百数十本はあると思います。
十分の一残ったとしても数が多すぎるので、植え替えなどせず、このまま栽培を継続します。
ついでなので親鉢の方も。
しっかりと蕾が育っています。
すでに苗が沢山育っているので、今年は人口受粉はしません。
屋外で雨ざらしにしています。
大きい方の親で、去年は2本しか伸びなかったが、今年は何本になるか。
チョット見は4本伸びそうにも見えるが、左の1本は微妙な感じです。
こちらは小さい方で、去年は4本芽を伸ばしたのに、今年はタッタの1本だけ。
芽が何本伸びるのか。
ある程度伸びてみないとわからないのです。
2016.04.25.
追記です。
去年はこの後屋外で雨ざらしに。
今年も同様で、増えすぎて持て余し、ほとんどほったらかしです。
が、それでもほとんど問題なしに育っているようです。
今年は8月に雨が多く、ほとんど毎日のように雨が降り、2日間降り続いたことも。
そのため、一部の葉に腐りは出たものの、塊根が腐ることはなかったです。
「多湿に弱い」と書いてあることが多いが、案外そうでもないようです。
正直なところ、増えすぎて今年の冬をどうするか思案中です。