酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

カナッペで酒。酉与右衛が痛快。

2016-05-13 | 酒風景
いつもなら、まず肴の話をしてから酒を紹介するが、ちょっと「おっ!」と思った酒の話しを先に。


酉与右衛(よえもん)2015 山廃純米・生・酵母無添加・美山錦55%・直汲み
※「酉与」本当は酉へんに与えると書く一文字なのだが、フォントがないので業界ではこのように書くことが多い
数年前に出合ってから、なにげに酉与右衛好きな自分。いつか全種類を呑んでやれと思っているのだが、一体何種類あるのかな。「酒々おがわ」さんに入荷したと知り、さっそく出かけ買い求めたのがこれ。

ともかく面白い酒である。生酒の清涼感が・・・なんて口に含む前の先入観が一瞬で炸裂するほどの口当たり。清涼感を超えた清涼感!(う~む、言葉が出てこない)。
パンチある酸味、だけどふんわり。旨味とか雑味が現在進行形で混じり合おうとしているのかも。不思議だなあ、生酒らしい生酒ってこれのことか。

で、肴はマイブームの揚げ料理。
お気に入りのカナッペ、今度はより食べやすいひと口サイズにして、具のバラエティも3種類に。


揚げのサイズがばらばらなのはご愛嬌(笑)


右から、例のタルタル。鯖水煮にオリーブオイル、酢を少々というもの。そして左は山海漬。マヨネーズを少し混ぜてあって、焼けた揚げにバターを少しつけてからトッピング。旨いよ。

総じてまったり感ある肴なので、生もとか山廃の、何か目新しいものはないかと思っていたところ、この酒に行き当ったという次第。
料理との相性は、まるで上等なCAVAを呑んでいるような錯覚。じつに痛快であった。


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