酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

またもワインに心乱される。

2015-07-09 | 酒風景
ちょこっと呑んだ帰り道。まっすぐ帰ろうと思っているのに通り道にその店があると、ふらりと吸い込まれてしまう。

どれ、軽く一杯。
最近はボルドーにハマり難しいこと考えながら飲むことが多かったので久々にブルゴーニュの白でも。
元来好きなものを気兼ねなく楽しみたい。

と思っていたところに


いきなりの変化球。田中のスライダーを食らった感じ。打席に立ったことないけど(笑)

ブルゴーニュにあって日本人が醸造しているというル・デュモン。そのポリシーは「天地人」のエチケットに。
話すと長くなるのでここでは控えるが、オーナー仲田氏のドラマは壮大である。

まずは極上のシャルドネで喉を潤し、突き出しを見てみればあら美味しそう。


レバーのパテは久しぶり。まろやかな甘味の中にほんのりナッツ香を感じたのでリースリングを所望。


ドクターローゼン。
甘いといえば甘口なんだが、日本酒では生もとにこだわるようになってから、妙にリースリングとの相性を感じている(説明不足だが)。
まったりしたものにはまったりしたものを重ねる、これ酒と肴のセオリーだしね。

ハマってしまった。突き出しの美味しさに酒が進み、ちょいと一杯のつもりが三杯目。
ふたたびブルゴーニュへ。フルーティなものを所望。


お初。Denis Berthaut Bourgogne Rouge Les Prielles

透明感ある赤。これでフルボディなのかと思いきやアタックはかなりシビア。
フルーティなものをと頼んでおきながら、渋みと酸味の違いがよくわからない、かつ果実香の実態がよく分からない駆け出しなのだった(笑)
おそるべし、このピノノワール。修行を要す。

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