酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ごぼう、ほこほこ。

2023-09-21 | こしらえた話。

細切りにして炒めると、しゃきしゃき。
太く切って煮含めると、ほこほこ。

ごぼうの食感の話だ。いずれにしても滋味があっていいよね、ごぼう。

で、今回は後者の方。

足繁く通っていた小料理屋のそれを真似て拵えてみた。
女将いわく「きんぴらごぼう」なのだそう。

細く切ったごぼうとにんじん、というのが我がきんぴらごぼうのイメージであるが、女将には全幅の信頼を寄せていたので、それはそれで疑いもなく頂いていた。かつ、美味しいので自分はそれを気に入ってもいた。

女将のそれ、お肉は「牛」。たぶん「もも」。
炒めたあと、やんわりと煮含めてあって、ごぼうはほこほこと。
自分はいつもの自分のきんぴら同様に、醤油、砂糖、酒で味つけた。

女将のそれは、彼女の性格そのままに、おっとりとした味わいだった。

美味しかったなあ。
女将は引退。その後、何度か会う機会もあったが、元気だろうか。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿