場末にある「たりき」というおばんざいの店。
近頃、どうにも食べたくなるものがあって、昨夜訪ねる。
料理名は表題の如し。
唐辛子、山椒がとにかく効いていて俗に言う激辛系。
だが、辛さに臆することなく食べられるのは細切りの牛肉の旨みのおかげ。
料理とはよく出来ているもんだ。はずかしながら、病みつきなのである。
激辛に合う酒があるのかと言えば、これがある。
コクの深い酒であれば、その香味は牛肉の旨みと融けあい相性良しとなる。
この「遊穂」。街のとある酒屋が扱っているのだが、ほか、数ある種類はどれも旨い。
という訳だ。
麻婆が旨いからといって、それだけを食べに出かけるほど、人間おちぶれちゃいない。
良い酒もあるから、その店は良いのであって、その酒を選んだ者との語らいは相当の価値がある。
なーんてな。
言葉を選ぶと固くなるが、要は居心地がいいのだった。
後先が逆になるが、まず一杯目はこれだった。
初めてお目にかかる、何とまあ芳醇な酒。たまげた。
近頃、どうにも食べたくなるものがあって、昨夜訪ねる。
料理名は表題の如し。
唐辛子、山椒がとにかく効いていて俗に言う激辛系。
だが、辛さに臆することなく食べられるのは細切りの牛肉の旨みのおかげ。
料理とはよく出来ているもんだ。はずかしながら、病みつきなのである。
激辛に合う酒があるのかと言えば、これがある。
コクの深い酒であれば、その香味は牛肉の旨みと融けあい相性良しとなる。
この「遊穂」。街のとある酒屋が扱っているのだが、ほか、数ある種類はどれも旨い。
という訳だ。
麻婆が旨いからといって、それだけを食べに出かけるほど、人間おちぶれちゃいない。
良い酒もあるから、その店は良いのであって、その酒を選んだ者との語らいは相当の価値がある。
なーんてな。
言葉を選ぶと固くなるが、要は居心地がいいのだった。
後先が逆になるが、まず一杯目はこれだった。
初めてお目にかかる、何とまあ芳醇な酒。たまげた。
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