カキフライ?に見えたでしょ。違うんだなあ(笑)
というシーンは昨日、おばんざいの「たりき」さんに寄り道したときのもの。
近頃はよーいドンで燗酒。
肴はひと口ホッケフライに決定。ひと口、というのが飲み屋さんっぽくてツボだ。
シーフードフライにはタルタルソース。
しかも、皿のすみにちょっと盛り付けるのじゃなく、別な皿でたっぷりめに提供してくれるのが良い。その辺、女将もツボを心得ている。
フライが揚がったら、酒は二世古の生もと純米(生)にチェンジ。
まず一つ目は醤油で。フライもホッケとアジにあっては和食と思っているので醤油!がお約束。タルタルが出てこなければ醤油で済ませる。
が、タルタルがあればどうしもそれに手が出る実は根っからのタルタル好き。へたすりゃフライがなかろうとそれを肴に酒が呑める特異体質。この辺はツボもなにもない。
それはそうと、女将の揚げ物は旨い。家庭っぽい雰囲気(でかい業務用フライヤーなどない)で仕事してるのだが、さすがプロ。というかもともと調理を生業としていたので筋金入りというべきか。
さて、寄り道。これで機嫌よく帰宅すればいいのに(もともと家でご飯の予定)、機嫌良くなるともう一軒行きたくなる、どうしてもやめられない体質。
名のない小路で。
このササミのサビ焼きだって、とうてい業務用キッチンとは思えない環境なのに長年の経験が生んだ工夫があってできること。
とても美味しいのだった。
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