Y子ちゃん(小4):
発表会での全員合奏「イエローサブマリン」で どの楽器をやりたいか、みんなに(一応)希望をきいていましたが、Y子ちゃんは「鉄きん」を希望して、そのパートを受け持つことになりました。
今までは 鍵盤を弾くみんなと同じようにメロディーを弾いていましたが、今日、先生は 少し違う旋律をY子ちゃんに提案しました。
Bメロの「♪レー レー レー レーミ ラララララー」の部分はこれまでと同じですが、Aメロのところを メロディーを弾く変わりに、「ファ♯とレ」とか「ミとド」とかの3度の音程で 簡単なオブリガートを入れることにしたのです。
余談ですが、ヒバリ教室での曲のアレンジは、このように いつも流動的です。生徒は、メロディーを覚えて弾けるようになったからといって安心はできません。いつ、どうアレンジを変えられてしまうか わかったもんではないからです。
それというのも、先生は メロディーを弾かせつつも、実はみんなが曲を覚えてくれるのを待ってるだけだからです。
覚え次第、それをベースに 次なるアレンジの段階へ進めようと 機をうかがっているのです。
生徒たちは知るまい。ふふ。
ところで、Y子ちゃんは 先生が五線紙にささっと書いて渡した「二重音オブリガート」を、何のためらいもなく初見で正確に弾きました。しかもピアノ鍵盤とちがって 打面がとても見づらい「鉄きん」で。
Y子ちゃんもまた、ヒバリ教室の主要メンバーであり、こうした合奏などの時には、何を与えても大丈夫という頼もしいベテランに育っています。
この「鉄きん」で、改めてそれを実証してくれ、先生は感激しました。
その後、「ハニカミ王子」のRくん(小2)がやってきました。
去年の今ごろ ピアノに入会してきた時、「発表会は出ないよ!」と公言していたRくんですが、今年になって 発表会の曲の練習が始まってから今までの2ヶ月ほどの間に、いつの間にか ハワイアン・ローラーコースター、イエローサブマリン、オール・トゥゲザー・ナウと3曲の合奏曲を、そうとは知らず練習しちゃってるRくんです。
実は、先生の「Rくんも一緒にやってみよう」という言葉に誘導され、また、頼もしい先輩Y子ちゃんやみんなのペースに引っぱられて、いつの間にか Rくんも、発表会の曲が弾けるようになっていったのでした。
発表会に出る経験は、みんなの実力を100倍くらいアップさせ、またふだんのレッスンでは得られない、大きな達成感や充実感を体感できるチャンスなので、私は、Rくんにもぜひ体験してもらいたいと思っています。
できたら、ソロも弾いてもらいたいのです。
今日は そのため、先生は ある策略を企てました。
それは、またおいおい、お話ししていこうと思います。
発表会での全員合奏「イエローサブマリン」で どの楽器をやりたいか、みんなに(一応)希望をきいていましたが、Y子ちゃんは「鉄きん」を希望して、そのパートを受け持つことになりました。
今までは 鍵盤を弾くみんなと同じようにメロディーを弾いていましたが、今日、先生は 少し違う旋律をY子ちゃんに提案しました。
Bメロの「♪レー レー レー レーミ ラララララー」の部分はこれまでと同じですが、Aメロのところを メロディーを弾く変わりに、「ファ♯とレ」とか「ミとド」とかの3度の音程で 簡単なオブリガートを入れることにしたのです。
余談ですが、ヒバリ教室での曲のアレンジは、このように いつも流動的です。生徒は、メロディーを覚えて弾けるようになったからといって安心はできません。いつ、どうアレンジを変えられてしまうか わかったもんではないからです。
それというのも、先生は メロディーを弾かせつつも、実はみんなが曲を覚えてくれるのを待ってるだけだからです。
覚え次第、それをベースに 次なるアレンジの段階へ進めようと 機をうかがっているのです。
生徒たちは知るまい。ふふ。
ところで、Y子ちゃんは 先生が五線紙にささっと書いて渡した「二重音オブリガート」を、何のためらいもなく初見で正確に弾きました。しかもピアノ鍵盤とちがって 打面がとても見づらい「鉄きん」で。
Y子ちゃんもまた、ヒバリ教室の主要メンバーであり、こうした合奏などの時には、何を与えても大丈夫という頼もしいベテランに育っています。
この「鉄きん」で、改めてそれを実証してくれ、先生は感激しました。
その後、「ハニカミ王子」のRくん(小2)がやってきました。
去年の今ごろ ピアノに入会してきた時、「発表会は出ないよ!」と公言していたRくんですが、今年になって 発表会の曲の練習が始まってから今までの2ヶ月ほどの間に、いつの間にか ハワイアン・ローラーコースター、イエローサブマリン、オール・トゥゲザー・ナウと3曲の合奏曲を、そうとは知らず練習しちゃってるRくんです。
実は、先生の「Rくんも一緒にやってみよう」という言葉に誘導され、また、頼もしい先輩Y子ちゃんやみんなのペースに引っぱられて、いつの間にか Rくんも、発表会の曲が弾けるようになっていったのでした。
発表会に出る経験は、みんなの実力を100倍くらいアップさせ、またふだんのレッスンでは得られない、大きな達成感や充実感を体感できるチャンスなので、私は、Rくんにもぜひ体験してもらいたいと思っています。
できたら、ソロも弾いてもらいたいのです。
今日は そのため、先生は ある策略を企てました。
それは、またおいおい、お話ししていこうと思います。