HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ソナチネ盛り上がる

2009年06月16日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小5):
『ソナチネニ長調』の前半が、かなり堂々と弾けるようになってきました。
この曲は、中世の騎士物語や オーロラ姫の誕生祝いを思わせるような重厚な和音が連続する、迫力満点の曲です。
Mちゃんは いつもお家では自分一人で練習してきていると思うのですが、先生が「ここまでやってきて」といっておいた宿題は、かなり音取りが難しいと思われる箇所でも かならずちゃんと勉強してきているので、感心します。
相当な理解力や読譜力がないと曲を読みとれないし、演奏力やリズム感がないと 読んだ音を弾きこなせないし、またそればかりではなく 計画性・勤勉性・高い克己心などがないと、とても小学生一人で やれることではないと思うからです。
ピアノの練習というのは、それほどまでに大人っぽい、高い知性を必要とするものなので、これを日常やっている子どもは、必ず優等生になれますよ。(ほんと)

さて、Mちゃんは その難しい「予習」をちゃんとクリアしてきてレッスンに臨んでいるので、こうして立派な5年生になっているわけです。

今日は曲の核心、いちばん盛り上がるクライマックスの辺りを練習しました。
いよいよ、王子が登場して悪い魔女をやっつける所です!
このあと、曲はどう展開していくでしょうか。
手に汗握る結末は、次号へ。

エリーゼ全部弾きます♪

2009年06月16日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小5):
ちょうど去年の今ごろ ヒバリ教室に入ってきたのですが、当初は「音符よめない」「練習やらない」「できるだけ簡単な曲がいい」と3拍子そろっていたM3ちゃんでした。

それが今では、まるで別人のように意欲的に、さまざまな曲に取り組んでいます。
発表会で弾くことに決まった「エリーゼのために」も、もとはといえば冒頭のメロディー、それも1フレーズを耳で聞き知っていただけだったのです。
「この曲、弾いてみたいけど・・・」とつぶやいたのがきっかけで、
「それじゃ、発表会に弾いてみない?できるところまで」と 先生が提案したのでした。

私としては、たとえ冒頭の部分だけでもいい、という考えでした。
あのみんなが憧れる、おなじみの「エリーゼ」のリフレイン部分。あれを弾けるだけでもM3ちゃんにすればすばらしい躍進になるし、大好きな曲を弾いた!という満足も得られるでしょう。
「エリーゼ」を弾くために努力することで、大きな進歩をすることが出来るでしょう。
そう思っての「エリーゼ提案」だったのです。

練習を始めて2ヶ月になる今。
Mちゃんの「エリーゼ」進行状況は、というと・・・
なんとM3ちゃんは、冒頭部分をクリアし、ついでラストのクライマックス部分を懸命に覚え、そしてとうとう、最後まで残していた 中間のヘ長調部分も「やることにする。経験値を高めることになるから♪」と 挑戦を宣言したのです。

これが、去年は「ムリムリ!あたし『こぎつね』がいい」と言っていたM3ちゃんと同じ人物とは。
あと本番までの期間、全曲完成に取り組むことを決めたM3ちゃん、がんばれ!
すてきな「エリーゼ」めざして。

Tくん頼りにしてるよ

2009年06月16日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小4):
発表会で弾くのは、「光と闇の踊り」「明日に向かって走れ!」という、リズムを強調したかっこいい曲です。
大分じょうずに弾けるようになってきているんだけど、先生からみたらまだまだ。
「いい? 曲がシンプルなだけに、インパクトが強い。ちょ~かっこよく弾いてこその、この曲なんだからね。ただ間違いなく弾けただけじゃダメ。もっともっともっと、いっぱい練習して、速くかっこよく弾けるようにして! ほら、サッカーのリフティングとか、シュートとかの練習みたいに、毎日毎日練習するのよ」
Tくんはサッカーチームにはいっているので、こういった練習のことは実感してもらえると思います。
単純だからこそ、高い技術が身についた人のパフォーマンスは光ります。
発表会まであと1ヶ月半、最後の最後まで 向上し続けてほしいです。

ソロのほかにやっている、お母さんとの連弾「カービィ・グルメレース」の曲、そして全員合奏「イエローサブマリン」のピアノ伴奏、それに新しくもう1曲加わった「K小チーム合奏」のパート(これについては改めて書きます)などのアンサンブルは、カンの良さを生かし しっかりとしたキーパーソンをつとめてくれています。

いつの間にか中堅となっているTくん。 頼りにしてるよ♪

Tちゃん2曲め

2009年06月16日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小2):
発表会で「アラベスク」を弾くことになっています。
おともだちが弾いているのを聞いたことがあり、「これがやりたい♪」と自分で選んだ曲ですが、短い曲ですし、6月半ばの現在で もうほとんど仕上がっているので、もう1曲弾いたらどうかな?と、先生から新しい曲をもらったのでした。

それは「小さな橋」という、アルペジオがうねるように上下する曲です。
1ページだけの小さな曲ですが、優雅でインパクトがあると思います。

曲の構成を説明しながら、練習を説明してみました。
「ドミソドミソ・・・と上がっていって、帰りはレシソレシソ・・・で帰ってくる。そして今度は、ラドミラドミ・・・と上がっていって、シソミシソミ・・・と帰ってくる」
「ああ、わかった。やってみる」
和音の並びを即座に感じ取り、なめらかなアルペジオがすぐにできるのは、普段『バーナム』で身につけている基礎があるからでしょう。

前半はアルペジオでわかりやすいのですが、後半はそうばかりとはいえず 装飾音符や細かいメロディーが現れて、どうかな?と思ったのですが、Tちゃんは なんとたった1回のレッスンで、曲を最後まで全部覚えてしまいました。
すごいねー \(^O^)/
Tちゃんが こんなしっかりしたリトルピアニストになってたなんて、気がつかなかったよ!

急に 教室で最年少のTちゃんが頼もしく見えてきたのでした♪