Nさん(大人):
ショパンのワルツ、遺作の「ホ短調」を練習しています。
小品ながら、きらびやかなアルペジオの前奏から始まり、さまざまなエピソードをちりばめながら 堂々とダイナミックなフィナーレでしめくくる、とてもインパクトのある魅力的な曲です。
Nさんはもともと演奏力があるので、一人でちゃんと曲を最後まで練習してからレッスンに持ってくることができ、ほとんど直す必要もないほど完璧に弾いているので、「先生」としてはとても助かります。
これ以上、アドバイスすることのないようなNさんですが、ただ楽譜を正しく弾くだけでなく、曲の内容をよく読み取り、自分の中で温め育てて音にする・・・
つまり、紙に書かれた「音符」を 生きた「音楽」として表現するには、楽譜を正しく再現できた段階が 演奏の ほんの入り口です。
本当に美しい調べを奏でるために、指や手首のムーブメント、腕全体の脱力など、レッスンのたびに身につけていくことは際限がありません。
小さい人は小さい人なりに、上級者は上級者なりに、いくらでも学び、また弾く喜びを見つけていけるのが、ピアノの深いところです。
ショパンのワルツ、遺作の「ホ短調」を練習しています。
小品ながら、きらびやかなアルペジオの前奏から始まり、さまざまなエピソードをちりばめながら 堂々とダイナミックなフィナーレでしめくくる、とてもインパクトのある魅力的な曲です。
Nさんはもともと演奏力があるので、一人でちゃんと曲を最後まで練習してからレッスンに持ってくることができ、ほとんど直す必要もないほど完璧に弾いているので、「先生」としてはとても助かります。
これ以上、アドバイスすることのないようなNさんですが、ただ楽譜を正しく弾くだけでなく、曲の内容をよく読み取り、自分の中で温め育てて音にする・・・
つまり、紙に書かれた「音符」を 生きた「音楽」として表現するには、楽譜を正しく再現できた段階が 演奏の ほんの入り口です。
本当に美しい調べを奏でるために、指や手首のムーブメント、腕全体の脱力など、レッスンのたびに身につけていくことは際限がありません。
小さい人は小さい人なりに、上級者は上級者なりに、いくらでも学び、また弾く喜びを見つけていけるのが、ピアノの深いところです。