HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ショパン・ワルツホ短調

2009年06月24日 | 音楽のツボ
Nさん(大人):
ショパンのワルツ、遺作の「ホ短調」を練習しています。

小品ながら、きらびやかなアルペジオの前奏から始まり、さまざまなエピソードをちりばめながら 堂々とダイナミックなフィナーレでしめくくる、とてもインパクトのある魅力的な曲です。

Nさんはもともと演奏力があるので、一人でちゃんと曲を最後まで練習してからレッスンに持ってくることができ、ほとんど直す必要もないほど完璧に弾いているので、「先生」としてはとても助かります。

これ以上、アドバイスすることのないようなNさんですが、ただ楽譜を正しく弾くだけでなく、曲の内容をよく読み取り、自分の中で温め育てて音にする・・・
つまり、紙に書かれた「音符」を 生きた「音楽」として表現するには、楽譜を正しく再現できた段階が 演奏の ほんの入り口です。

本当に美しい調べを奏でるために、指や手首のムーブメント、腕全体の脱力など、レッスンのたびに身につけていくことは際限がありません。

小さい人は小さい人なりに、上級者は上級者なりに、いくらでも学び、また弾く喜びを見つけていけるのが、ピアノの深いところです。

新世界より さいごまで

2009年06月24日 | レッスン日記(小中高生)
Rくん(小2):
今月にはいってから少しずつ伝えていった「新世界より」。
今日、メロディーの最後の部分まで音が入りました。
去年の今ごろとはすっかり変わって、少年らしくしっかりしたRくんです。
新しい和音も苦労なく覚えて、しっかりつかむことができ、音もとても美しく響いています。
メロディーはこれでできあがりなのですが、「新世界」は、実はこの前後にある前奏 そして曲の最後にある後奏が、なんともいえずすてきなのです。
来週は、その前奏に入ろうと思います♪

ソナチネ最後まで

2009年06月24日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(小4):
発表会に弾く、ディアベリのソナチネから「ロンド」。
急速なスケルツォ風の曲で、クラシックバレエを習っているY子ちゃんにはピッタリと思い 選んだものです。

今日、とうとう曲の終わりの部分 --- 華やかなスケールの連続に続いて オーケストラのトゥッティ(全員が音を出すところ)みたいな迫力の和音でしめくくるところ --- まで弾くことができました。
今日で6月のレッスンは終わり。
来週からは7月。いよいよ 曲の仕上げにかかります♪

エリーゼすごいぞ

2009年06月24日 | レッスン日記(小中高生)
いつも火曜日には「K小チーム」4人が来るんですが、今日はトップバッターのTちゃん(小2)が発熱でお休み、そして5年生組のMちゃんまで・・・
えっ、まさかMちゃんも熱? と思ったら、怪我をして これから接骨医に行くということでした。
元気が余って怪我しちゃったのか? たいしたことないといいけど (´`)

というわけで、今日はいつになく 静かな火曜日です。

M3ちゃん(小5):
「エリーゼのために」の難所、『B』の部分も弾く! ときめた前回。
今日は、とりあえず曲のはじめから 通して弾いてみることにしました。
「Bのところは まだ始めたばかりだから、右手だけでもいいよ。まずは全体通してみようね」
そして弾いてみたエリーゼ。

Aの部分は、もうずいぶん美しく、それに力強く流れるような音になっています。
練習始めたばかりの頃、あんなに固くギクシャクしてた音とは天地の差です。

新しく取りかかったBの部分。
ちゃんと確実に、和音をつかみ、覚えていないところはきちんと楽譜を見ながら丁寧に弾いています。

そしてしめくくりのCの部分にきた時・・・
おお! これは・・・(@o@)
先週まで、難しい和音に四苦八苦、いちいち五線の音符を「ド、シ、ラ、ソ・・・と、♯でぇ・・・こっちはこうでぇ・・・」と数えながら弾いていたのに、今日はどうでしょう。
なんと すばらしい迫力で、嵐のようなCの部分を弾ききったではないか!

そしてもとのAメロにもどり、ゆっくりと静かに響かせた最後の和音・・・

\(^O^)/ やった~♪ すごいね~ いっぱい練習したね?!
もうこれからは、『壊し屋M3』じゃなく『ピアニストM3』だ!\(^O^)/\(^O^)/
エリーゼの完成、楽しみだ~♪♪♪

今日は相方のMちゃんもいないので「拝啓・十五の君へ」の連弾練習もお休み、「マナマナ」を先生と二人で弾いて、M3ちゃんのレッスンは終わりました。

帰り際に、M3ちゃんは「あっ、そうだ。『お話』書いてきたから」と、カバンからメモを出しました。
以前からMちゃん・M3ちゃんは「今年も発表会で、『お話』やりたい。お話考えようよ」など あれこれ言っていたのですが、先週あたりから 二人で内容を考えたらしいのです。
「これ、私が持ってるとなくすから、先生あずかって。いい?」
「うん、いいよ。じゃ、曲を考えなきゃね。ほかにも誰かお話に参加するか、誘ってみよう」
先生があずかって保存している、その『お話』の主人公は・・・

それはくるみちゃんです。(=^▽^=)
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