HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

新世界より

2009年06月17日 | レッスン日記(小中高生)
Rくん(小2):
ハニカミ王子のRくん、1年前にピアノに入ってから、のんびりマイペースで ともかくも通ってきてる、という状況が続いていました。

今年の春になってから、先生の中で「Rくんも発表会に出てもらいたいな」という思いが秘かに温められていて、徐々に徐々に、それに向けて ひみつのうちに計画は進められていきました。

新学期・・・「イエロー・サブマリン」「オール・トゥゲザー・ナウ」「ハワイアン・ローラーコースター・ライド」と3曲の全員合奏曲を みんなが練習始めたのに合わせ、Rくんも同じように、発表会のためとは言わないまま、練習開始しました。

そのうち、同じ小学校に通う4年生のY子ちゃんが、バレエのレッスン日との関係で たまたまRくんのレッスン時間の前に来始めたので、合奏曲の練習は、自然とY子ちゃん・Rくんの二人で一緒に行うようになっていきました。
快活なY子ちゃんのリードのおかげか、Rくんもだんだんとハニカミ王子の殻から抜け出るようになり、1ヶ月もたつ頃には 二人での演奏も板に付いたものになってきたのです。
よしっ、と判断した先生は、ついにRくんへのソロ曲を用意しました。
それは、ドボルザークの交響曲「新世界より」の第2楽章です。
といっても、みんなのよく知っている「家路」とか「遠き山に日は落ちて」という曲なのですが、しみじみ弾くと 本当に深々とした美しい曲です。
そして、Rくんはまだ2年生だけど、指が長くて力が強くて、とてもきれいに響く和音が弾けるのです。
彼の、その美しい和音を ぜひ弾いてほしいと思って、この曲を選んだのです。

お母さんにも、発表会に出てほしい旨をお話しして、とうとう「Rくん発表会デビュー大作戦」はスタートしたのです。

曲をもらったRくん、思ったよりずっとすんなりと、しかも早い習熟で曲を弾いてくれるのです。
ぜったいデビュー成功まちがいなしです。
みなさん、期待してね!

ロンド軽やか!

2009年06月17日 | レッスン日記(小中高生)
Y子ちゃん(小4):
ソナチネ変ロ長調より 第三楽章の「ロンド」。
軽やかなバレエの舞台を思わせるような曲、Y子ちゃんにぴったりだと思って選び、彼女にもそのように伝えてきました。

今日のY子ちゃんの演奏は・・・
先週のレッスンで 先生に言われたことをよく守り、的確にペダルを入れ、タッチを使い分け、強弱をつけて・・・

もうほとんど、先生が求める音楽を表現できている♪♪♪
なんてすてきな、小さいピアニストY子ちゃん。
本当に、よく成長してくれました。

もう最後まで音取りは出来上がっています。
あとは、華やかに盛り上がるフィナーレ部分を 力いっぱいのびのびと弾けるまでに練習することだね。
完成めざしてがんばろう。