Kさん(大人):
ショパン作曲「軍隊ポロネーズ」を少しずつ練習始めています。
ショパンというと、繊細なノクターンや静かでセンチメンタルな曲が多いイメージかもしれませんが、ポロネーズの数々は重厚な和音や躍動感にあふれ、ショパンの別なイメージが新鮮です。
この「軍隊ポロネーズ」も、生き生きとしたリズムと分厚い和音が 華やかなのですが、それだけに和音を的確につかんでいくのが一苦労です。
何しろ、オクターブを超えてなおかつその中に3つや4つの音が平気で盛り込まれてるんですから。
9度や10度の和音でも、手が大きくて一気につかめる人はいいですが、そうでない人は和音をバラして「アルペジオ」スタイルで弾くことによってカバーすることが多いです。
Kさんもそのアルペジオで苦労していて、アルペジオの4つの音がなかなか正しく捉えられない、とのことでした。
和音をアルペジオで弾くコツは、まずその和音の構成音・・・4つなら4つの音と指を確認したら、全部一気にひこうとせず、最初の音から2番目の音へスムーズに移ることだけ考えて その感覚をつかみます。
次に2番目から3番目の音へ移る練習。そしてその次。
こうして、全部の音を橋渡しできたら、手首のスナップと重心の移動を充分に利用しつつ 和音全体のアルペジオを弾きます。
Kさんはこのようにして数分練習したところ、さっきまでの悩みがウソのようにかき消えて、まるでアルペジオの名手みたいに上手になってしまいました。
和音、アルペジオ、スケール、どんな場合でも、ピアノは「重心の移動」これに尽きるのです。
ショパン作曲「軍隊ポロネーズ」を少しずつ練習始めています。
ショパンというと、繊細なノクターンや静かでセンチメンタルな曲が多いイメージかもしれませんが、ポロネーズの数々は重厚な和音や躍動感にあふれ、ショパンの別なイメージが新鮮です。
この「軍隊ポロネーズ」も、生き生きとしたリズムと分厚い和音が 華やかなのですが、それだけに和音を的確につかんでいくのが一苦労です。
何しろ、オクターブを超えてなおかつその中に3つや4つの音が平気で盛り込まれてるんですから。
9度や10度の和音でも、手が大きくて一気につかめる人はいいですが、そうでない人は和音をバラして「アルペジオ」スタイルで弾くことによってカバーすることが多いです。
Kさんもそのアルペジオで苦労していて、アルペジオの4つの音がなかなか正しく捉えられない、とのことでした。
和音をアルペジオで弾くコツは、まずその和音の構成音・・・4つなら4つの音と指を確認したら、全部一気にひこうとせず、最初の音から2番目の音へスムーズに移ることだけ考えて その感覚をつかみます。
次に2番目から3番目の音へ移る練習。そしてその次。
こうして、全部の音を橋渡しできたら、手首のスナップと重心の移動を充分に利用しつつ 和音全体のアルペジオを弾きます。
Kさんはこのようにして数分練習したところ、さっきまでの悩みがウソのようにかき消えて、まるでアルペジオの名手みたいに上手になってしまいました。
和音、アルペジオ、スケール、どんな場合でも、ピアノは「重心の移動」これに尽きるのです。