HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

アンプ・スペシャリストたち

2016年02月24日 | レッスン日記(小中高生)
アンプ、ってね、スピーカーのことじゃないんです。
「暗譜」のこと。
水曜日にレッスンに来ているのは、Hさん(大人)とSちゃん(小6)の二人です。

今日は、お昼にHさんが来たのですが、バッハ・シンフォニアの最後から2番目の曲「14番」を最後まで、ちゃんと練習してありました。
驚くのは、それが全部「暗譜」で弾いてるということです。
ソナチネとかツェルニーを暗譜するのとはわけが違う。
複雑さ、難しさがケタ違いのバッハ、それも三声部の「シンフォニア」を、最初から最後まで楽譜を見ないで弾けるまでに練習してあるのは驚きです。
だってHさんは、学校を卒業してから半世紀ぐらい経ってる「おねえさま」なんですよ?!
この記憶力、すごいと思いませんか?
Hさんご本人は「いつも憶えちゃいますから」と涼しい顔をしています。
この暗譜力は希少だと思います!

夕方にはSちゃんが来ました。
先週はインフルエンザでピアノを休んだので、久しぶりです。
新しくブルクミュラーの「お別れ」が宿題になっていたのですが、開口一番「練習できてません!」と先手を打ってきました。
「はじめに少し練習したけど、その後インフルエンザでずっと練習できなかったし、それからいろいろで、今週は3日しか練習できてません。でも、一応最後まではやりました」
こう言いながら「お別れ」を弾いたのですが、全部で見開き2ページの新曲を、はじめから終わりまで全部、楽譜をみないで弾いてる!
よく練習できてるじゃないの。全部暗譜するまでちゃんとやってある。

思えばSちゃんは、小さい頃からよく練習するまじめな子なんだった。
しかしなぜか「優等生」には見えないのだ・・・なんでだ?
まあいいか。伸び伸びとした いいキャラだ。

というわけで、本日・水曜日のメンバーは「アンプ・スペシャリストレディース・デー」でした!