Mちゃん(小1):
Mちゃんのお気に入りのテキストは「バーナム」です。
ヒバリ教室では、大体は「テキスト」と「テクニック」の教材、2本立てでレッスンを進めています。
「テキスト」の方は、なじみの深い歌がたくさん出ていたり、楽曲として楽しめる曲が収録されていたりするものを、生徒の年齢、レベル、興味などに合わせて選んでいますが、「テクニック」の方は、ジュニアクラスでは皆「バーナム」を使っています。
「バーナム」は、一番初め、入門レベルの、むらさきの「ミニブック」に始まり、高学年~中上級ぐらいまで使える第5巻まで、どの生徒にも有益なテクニックが盛り込まれていて、役に立っています。
子どもたちは、知っている歌を弾くのも好きですが、「バーナム」を面白がる子もけっこういます。
Mちゃんは「バーナム」が好きで、レッスンの時はいつも「バーナム」から弾き始めます。
今はオレンジのバーナム、そして復習巻としてむらさきのバーナムを併用しているのですが、Mちゃんがバーナムを弾くと、打鍵がとってもしっかり、はっきりして力強く、自信の表れかも、と感じたりします。
「Mちゃんはバーナムが上手だねえ!」と言うと
「うん!」と嬉しそうにうなずくMちゃん。
いつもきちんとして、どちらかというと物静かな印象のMちゃんですが、バーナムのタッチは元気いっぱいです。
「ねえ、発表会のとき、どんな曲弾きたい?」
ちょっと聞いてみました。けっこう、勇ましい曲がよかったりするのか?
そうしたら、Mちゃんの希望は「優しくてきれいな曲」だそうです。
そうかー。
じゃ、Mちゃんが気に入ってくれるような曲、考えるね。