Cちゃん(小3):
レッスンに来てまず最初にやるのは「美女と野獣」のパーカッション。
鉄琴、スタンドシンバル、ウィンドチャイムを、バチを持ち替えながらの奮闘です。
毎週1回、よくて2回ぐらいしか練習できませんが、大分覚えてきました。
もう少ししたら、Mちゃん(小5)、Lちゃん(小5)と3人で合わせることができそうです
次は「ソナチネ」です。準備する間、Cちゃんは これからレッスンする「ソナチネ」のメロディーを口ずさんでいて、それを聞くと、もうすっかり曲を覚えているんだな、ということがわかります。
冒頭からリズム良く弾いていったのですが、前半の終わり頃の長いスケールで、指番号がゴチャゴチャになっていることが判明しました。
先週、最適と思われる指番号を決めて、よく覚えて練習するようにしておいたのですが、メロディーを再現することに一生懸命になるあまり、指番号のことが頭から飛んでしまったようです。
指番号を守らないと、指が足りなくなったり行き詰まったりで、結局その都度止まってしまうことになり、いつまでたっても曲がきれいに弾けません。
指番号は、単に次はどの音をひくか、という「ガイド」ではありません。
指番号ひとつで、曲の表現がガラッと変わったり、スピードが出せるようになったりします。
特に、ソナチネなど長いスケールのパッセージがある曲などは、指番号ひとつ間違えただけで命取りになります。
Cちゃんは、もう一度1小節ずつ徹底的に練習をやり直し、最適な指番号で弾けるようになったところで、「これをよく練習してきて」という宿題にしました。
みんなも、楽譜についている指番号をよく見て、正しい指づかいで弾くようにしましょう。
その方が、絶対早く、きれいに仕上がるはずです。
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