三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

スマートフォン。

2011年01月29日 | 三味線のはなし
あんまり機械に詳しい方ではないし、
むしろ仲良くしてもらえない(あくまで相手のせいにする)ので、
新しいのが出たから、って飛びつくこともなく。

実は最近、ケイタイの機種変をしましたが、
スマートフォンは初めから考えてなくて。

ところが、この間お稽古に行ったら、
師匠がスマートフォンに変えてました!
チューナーとかメトロノームをダウンロードできるし、
けっこう長時間録音もできるし、
これ一台あれば間に合っちゃうらしい。

なるほど。
そういうの知ってたら、もうちょっと考えたかも。
まぁ、もう遅いけど。

うーん…でもやっぱりケイタイは折りたためなきゃイヤかも。
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正調。

2011年01月29日 | 三味線のはなし
民謡で「正調○○節」なんていうのがあって、
よく例に挙げられるのがコンクールもある「江差追分」だったりしますが、
“伝統は変容するものだ”というのが、
我等が教授の持論なもので、
私もすっかりそう思って過ごしていました。
つまり、これこそが絶対的だという形はないということ。

ちょっと意味合いが違うけど、
即興が本質である津軽の唄には「正調」はないわけだし。

そもそも民謡はもっと日々の暮らしに密着したもので、
普通の人たちが口ずさんで、自由に楽しむものだったので、
人によって多少の節回しが違ったところで
何ら問題ではないはずのもの。

それって、わらべうたも同じじゃないのかなぁ、と思った今日。
五線譜は便利だけど、日本音楽をやる上では、あくまで便宜上のもの。だと思う。

そういえば、
某グループが歌って有名になった「竹田の子守唄」も、
地元では全然違う節で唄われてたらしいです。

何が正解かなんて分からない。
私は最近、津軽ものにすごくこだわってるけど、
別にそれが正しい姿だと思ってるわけじゃなくて、
ただ好きだからそうしたいだけ。
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