やはり今日はこの話題を避けるわけにいかない。
東日本大震災の被災地を
著者と二代目高橋竹山が旅をした記録。
昭和8年の三陸沖地震のとき、
巡業中の初代竹山が津波から逃れた土地を
平成23年の震災のあとで
二代目が再び訪れる。
そんな運命があるのだと思う。
二代目竹山先生は唄も素晴らしい。
初代から教わった唄、というのがいくつも出てくるのだけど、
そういうものをぜひ形として残してほしいと切に願う。
私には確信をもって語れる言葉も奏でる唄もないけれど
それでもしないではいられないことを
積み重ねていくしかないのだろう。
去年読んだ本の言葉を
いま再びかみしめている。
東北を聴く――民謡の原点を訪ねて (岩波新書) | |
佐々木幹郎 | |
岩波書店 |
東日本大震災の被災地を
著者と二代目高橋竹山が旅をした記録。
昭和8年の三陸沖地震のとき、
巡業中の初代竹山が津波から逃れた土地を
平成23年の震災のあとで
二代目が再び訪れる。
そんな運命があるのだと思う。
二代目竹山先生は唄も素晴らしい。
初代から教わった唄、というのがいくつも出てくるのだけど、
そういうものをぜひ形として残してほしいと切に願う。
私には確信をもって語れる言葉も奏でる唄もないけれど
それでもしないではいられないことを
積み重ねていくしかないのだろう。
去年読んだ本の言葉を
いま再びかみしめている。