三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

和楽器フロンティア。

2016年10月17日 | 鑑賞
実は8月末に放送されていたらしいテレビの録画を今さら観賞。

和楽器フロンティアと題して
和楽器バンドや竜馬四重奏など
最近の話題のグループと、
彼らの先駆者として
ヒダノ修一、上妻宏光が登場。

まぁ見る前から分かってたけど、
先駆者といいながら
彼らの演奏の方が今も先を行ってる感じ。
こっちの方がずっと面白い。

そして
技術。

テクニックのレベルが全然違う。

ヴィルトゥオーゾ的な演奏には
あまり興味がないのだけど、
やっぱり技術って大事だなと思ったことでした。
もうずいぶん前に、木下伸市さんが雑誌で発言していたように
基礎レベルをしっかり上げることが疎かになっている、
というのは我と我が身のことであります。

考えてみれば、
英哲さんだって
およそ誰にも真似できないほどの超絶技巧の持ち主。
そのテクニックは当然の前提として
さらにその上にある表現に惹かれるわけですが。


難しいなぁ。
三味線はかっこいい、
それを伝えるためにどんな表現があり得るのか。
最近、ずっとそればっかり考えてる。



コメント
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