三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

毛皮のマリー。

2019年05月26日 | 鑑賞
寺山修司が美輪明宏のために書いたという「毛皮のマリー」。

寺山修司は青森の人だし
やはり何かしら気になる名前である。



前半は
麿赤児の「醜女のマリー」を観ている気分。
圧倒的な存在感と安定感。
美輪明宏の凄さは本当に最後の最後の台詞に凝縮されていた。
それまで、欣也少年がマリーの異常な束縛から離れていくのは当然のように思えたのが
マリーの最後の一言にどうしようもない愛情があふれていて
世界の見え方が一気に変わる。

以前、テキストだけを読んだときと舞台とではずいぶん印象が違った。
もっと陰鬱でモノクロのイメージだったけど、
舞台には目くるめく色彩の飛び跳ねる幻想があり
マリーの世界ににも光が感じられた。

…と思ったら、舞台版のラストシーンは
美輪明宏による改変が加えられているのだそうだ。
奥が深い。




Shamisen + vocal 静月
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►演奏予定
5月31日(金) 三味線三昧
6月1日(土) 二胡と津軽三味線・箏の夕べ
 詳しくはこちら

►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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