楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

みかん

2022年11月03日 04時18分17秒 | 日記
みかんが今年はたくさん実を付けた。

(10/19のミカン)

10月19日のミカンはまだ青々としているのに、
その後、気温の寒暖差が開いて、
最低温度が10℃前後になったと思ったら、

色づいてきた。



(10/25の色づいたみかん)

まもなく、ご近所の女将さん達が競って採りに来るに違いない。
そう考えていたら、

11/1 ミカンの枝先を引っ張って、
下の方にあるミカンに手を伸ばしている女性がいて、

やっと1個 ミカンを獲った。

ボクが見ていたら、少し恥ずかしそうに、
「このミカンとても良い香りがするのよ」と、
照れ隠しに言う。

「なるほど、食べたら美味しくはないもんね」とボク。

手に持ったやや青いミカンを指さして、

「この硬い皮を楊枝で突いて穴をあけて、
玄関に置いておくと、しばらくとっても良い香りなの」と言う。

なるほど、手に持ったミカンから、よい香りがしている。

「ほんとだ、いい匂いですね。」と別れた。

香りを楽しむなんて、よい趣味だなあ、と思いながら、

それに引き換え、
味もそっけもない毎日を送っている自分は何だろう・・・
ただ生きているだけか・・・

このおばさんの様に、香りを楽しむとか、
少しは心に余裕のある毎日を送りたいもの、
そう考えて帰途を歩いた。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Potora!  NTTグループ運営!