(キリシタン灯籠ー別名織部灯篭)
(大原三千院のトイレ脇にある織部灯篭)
陶器「織部焼(おりべやき)」で有名な茶人 古田織部が考案した石灯篭です。
茶室のお庭などに、蹲(つくばい)を置くなどに考慮された灯籠。
もともとは古田織部のお墓にあった灯籠だそうです。
何故キリシタン灯篭と言われるかと言うと、
原因は灯籠の竿の部分にある。
(目黒大鳥神社横の大聖院にある灯篭、竿の上に火袋が無い)
もともとは、火袋が無く、竿の下に台が無く、地面に建っている。
隠れキリシタンの灯篭として、解らない様に、土中に柱部分を埋めて、
灯籠の高さを調節できるように、竿の下に台が無い。
(三千院の灯籠は竿が土深く埋められている)
日本全国に沢山あるキリシタン灯篭であるが、大きさ高さ、
模様の形状が変化していて、一つとして同じものは無いようだ。
隠れキリシタンの崇拝物として、同じものがあれば、
迫害を受けていたキリスト教信者が、一網打尽に遭うからと考えられている。
この竿の部分は、十字架をデフォルメしたものと言われる。
十字架の形から下図のように、頭部と両袖を切り落としたものと言われる。
竿の下部に刻まれた人物様の彫刻が、マリアかイエスの像を思わせる。
(デフォルメされた十字架)
(竿の部分の人物像イエスかマリアか)
また、竿の左右には漢詩が刻まれている。
「岩松无心 風来吟」(がんしょうむしん かぜきたりてぎんず)は、
岩の上の松のように無心の信仰を表現し、
「錦上舗花 又一重」(きんじょうにはなをしく またひとえ)は、
錦の上にまた一重花を敷くような崇高な美しさを表現し、
この二つの漢詩で聖霊を表現したと言われている。
(「岩松无心 風来吟」と読める竿右手の漢詩)
(「錦上舗花 又一重」と読める竿左手の漢詩)
そして上部にある意味不明の記号文字。
この文字を90℃左へ回転させると(Lhq)となる。
キリスト教の発生から考えると、フェニキア文字ではないかと思われる。
(奇妙な文字で90℃左へ回転すると「Lhq」となる)
さて、皆さんこの文字はなんだと思いますか?
(つづく)
(大原三千院のトイレ脇にある織部灯篭)
陶器「織部焼(おりべやき)」で有名な茶人 古田織部が考案した石灯篭です。
茶室のお庭などに、蹲(つくばい)を置くなどに考慮された灯籠。
もともとは古田織部のお墓にあった灯籠だそうです。
何故キリシタン灯篭と言われるかと言うと、
原因は灯籠の竿の部分にある。
(目黒大鳥神社横の大聖院にある灯篭、竿の上に火袋が無い)
もともとは、火袋が無く、竿の下に台が無く、地面に建っている。
隠れキリシタンの灯篭として、解らない様に、土中に柱部分を埋めて、
灯籠の高さを調節できるように、竿の下に台が無い。
(三千院の灯籠は竿が土深く埋められている)
日本全国に沢山あるキリシタン灯篭であるが、大きさ高さ、
模様の形状が変化していて、一つとして同じものは無いようだ。
隠れキリシタンの崇拝物として、同じものがあれば、
迫害を受けていたキリスト教信者が、一網打尽に遭うからと考えられている。
この竿の部分は、十字架をデフォルメしたものと言われる。
十字架の形から下図のように、頭部と両袖を切り落としたものと言われる。
竿の下部に刻まれた人物様の彫刻が、マリアかイエスの像を思わせる。
(デフォルメされた十字架)
(竿の部分の人物像イエスかマリアか)
また、竿の左右には漢詩が刻まれている。
「岩松无心 風来吟」(がんしょうむしん かぜきたりてぎんず)は、
岩の上の松のように無心の信仰を表現し、
「錦上舗花 又一重」(きんじょうにはなをしく またひとえ)は、
錦の上にまた一重花を敷くような崇高な美しさを表現し、
この二つの漢詩で聖霊を表現したと言われている。
(「岩松无心 風来吟」と読める竿右手の漢詩)
(「錦上舗花 又一重」と読める竿左手の漢詩)
そして上部にある意味不明の記号文字。
この文字を90℃左へ回転させると(Lhq)となる。
キリスト教の発生から考えると、フェニキア文字ではないかと思われる。
(奇妙な文字で90℃左へ回転すると「Lhq」となる)
さて、皆さんこの文字はなんだと思いますか?
(つづく)
画像で初めて拝見させて頂きました。
三千院の織部灯篭を見た記憶はあるんですが
なんとなく素通りしてしまったようですな。
目黒の大鳥神社メモしておきました
今度上京したら立ち寄りたいと思いますので。
しかしキリスト教は日本に根付いたのでしょうか?
漢詩も~読めない意味不明の文字記号
~彼らだけの意味?…
宗教…信仰 信者以外分からない事が…
仏の傍に…何を意味するの…
三本建っているのは、神社左隣の「大聖院」にあります。
お間違いにないように。
例えばアフリカの探検家リビングストンは、
ボクは探検家とだけ思っていましたが、
実はカトリックの宣教師だったそうです。
アフリカへ行って始めて知りました。
キリシタンと判らない様にしたのでしょうか。
織部灯篭にも仕掛けがあるとは知りませんでした。
いろいろ細工が有るようです。
こんど「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されるのが確実と報道されています。
昨年に遠藤周作著『沈黙』が、外国監督で再映画化されてますから、多少は影響したでしょうか。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/e1d53e8a661f7995a26ab1479be3dce2
この分野を専門にする大学教授は、村八分の日本独特の風俗と八百万の神を祀る文化が融合したとする説が説得力をもちます。
iinaからは、「京都 大原 三千院」の出だしの『女ひとり』を聴きながら拝読しました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/6c7fd7b97c006156c73f670d7b80aab6