仏教に関心の無い日本人の一人として、恥ずかしいが、比叡山について、
信長が比叡山を焼き討ちにしたことだけは知っている。
何の知識も無いボクが、比叡山を今回訪れたのは、
信長の叡山焼き討ちの、つわものどもの夢の跡が見たいだけの事であった。
しかし、焼き討ちの跡は、「元亀兵乱鎮魂塚」なる石塔一本で終りであった。
それもそのはず、信長は焼き尽くしたのであるから、
残り物などあるはずは無いのである。
駐車場の一角の、延暦寺に入る入口にそれはあった。
(延暦寺入り口)
(元亀兵乱鎮魂塚)
比叡山延暦寺の「延暦寺」はどこにあるかと案内を聞いていると、
延暦寺なる建物は無く、
寺院が集まる東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)、
の三塔を総称して延暦寺と言うのだそうである。
その内延暦寺総本堂が「根本中堂」(国宝)である。
(根本中堂の石柱)
(根本中堂)
伝教大師ご自作の本尊薬師如来像の前には「不滅の法灯」が、
200年間消えることなく灯り続けています。
本尊や法灯が参拝者の目の高さにきているのは、
仏も人もひとつという「仏凡一如」の考えを現しているそうです。
少し難しいので、解り易くしますと、
仏と民衆は同じ立場で上下は無いと言う事を現しているとのことです。
さてこの法灯の明かりは、皿になたね油をいれ、そこへ灯心を伸ばして、
火をつけます。菜種油が切れると火が消えます。
この法灯は、200年消えていないと言うのに、
法灯の油切れを見守る担当は居らず、
日夜読経に来る人たち全員が担当で、油が切れそうになる、
灯心が燃え尽きそうになるのを、誰もが注意しており、
油が無くなれば気づいた人が、これを補給し、
油を断たないようにするのが、堂内に生まれたルールだそうです。
ここから「油を断たない」→「油断をしない」と言う言葉が出来たそうです。
その油断のため、信長は本能寺で亡くなりました。
信長が比叡山を焼き討ちにしたことだけは知っている。
何の知識も無いボクが、比叡山を今回訪れたのは、
信長の叡山焼き討ちの、つわものどもの夢の跡が見たいだけの事であった。
しかし、焼き討ちの跡は、「元亀兵乱鎮魂塚」なる石塔一本で終りであった。
それもそのはず、信長は焼き尽くしたのであるから、
残り物などあるはずは無いのである。
駐車場の一角の、延暦寺に入る入口にそれはあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/db/6f2f0bf68e7d859a364f2352ed4529bf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ba/212907be88d68435ed98a7188a01a1d1.jpg)
比叡山延暦寺の「延暦寺」はどこにあるかと案内を聞いていると、
延暦寺なる建物は無く、
寺院が集まる東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)、
の三塔を総称して延暦寺と言うのだそうである。
その内延暦寺総本堂が「根本中堂」(国宝)である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2c/c7d659b49b9a9f6f49d79476fac47d30.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/02/f6a6f7624a7e104cba684ee295ac2b61.jpg)
伝教大師ご自作の本尊薬師如来像の前には「不滅の法灯」が、
200年間消えることなく灯り続けています。
本尊や法灯が参拝者の目の高さにきているのは、
仏も人もひとつという「仏凡一如」の考えを現しているそうです。
少し難しいので、解り易くしますと、
仏と民衆は同じ立場で上下は無いと言う事を現しているとのことです。
さてこの法灯の明かりは、皿になたね油をいれ、そこへ灯心を伸ばして、
火をつけます。菜種油が切れると火が消えます。
この法灯は、200年消えていないと言うのに、
法灯の油切れを見守る担当は居らず、
日夜読経に来る人たち全員が担当で、油が切れそうになる、
灯心が燃え尽きそうになるのを、誰もが注意しており、
油が無くなれば気づいた人が、これを補給し、
油を断たないようにするのが、堂内に生まれたルールだそうです。
ここから「油を断たない」→「油断をしない」と言う言葉が出来たそうです。
その油断のため、信長は本能寺で亡くなりました。
私も信仰心は薄いけど寺社仏閣に火を付ける気にはなれませんけど。
やはり罰が当たって信長さんは早死にしたのかもしら。
そう言えば延暦寺は長く訪れてませんな~
考えたら30代に行ったきりでわ~
懐かしい画像有り難うございました。
機会を見つけて私も一度出掛けて見ますかな。
それが油断の由来ですか。
勉強になりました。
立派な杉林ですね。
神も怖れぬというか。油断、そこからきている
のですか?知りませんでした。
信長の天下布武の野望のため、最も協力に敵対した叡山を崩す必要があったのでしょうね。
それと仏罰も恐れぬという力に誰もが恐れおののいた事でしょう。
油断についてはボクも初耳でした。
きっと先を読み込んでいたのでしょうね。
時には非情でなければならない将軍
心のうちまで知ることはできないが…
油断を逆手に僧侶、研鑽に励んでいますね。
「仏凡一如」仏教の教えを聞く機会が少なく
成りましたが、貴重ですね。
学ぶ事が多く時間が足りませんね。
叡山焼き討ちについての記事を書かせていただいたのですが、(記事内容は少しずれますが)参考にさせていただきました!
「油断」の意味的な由来は知っているつもりでしたが、まさか延暦寺がその場所とは知りませんでした。
信長が焼いたところがどんなところか、いつの日か訪れようと思っています。
よろしくお願いします!
ありがとうございました。