そうなんだ。

外国語で知ったこと。

パンク   英語

2013-06-03 13:00:00 | 語学
家族に私のママチャリを貸したら、パンクした状態で返ってきました。 
もぉ!
近所に自転車屋さんは2軒あります。 近い方の店は70代後半の
おじいさん経営のお店。 以前、娘の自転車をこの店で買った時は、
ニコニコ顔で、なぜかホウレン草を2束おまけにくれました。
後日、他店で買った私の自転車をこの店に修理に持ち込むと

店 「こういうのは買った店に持って行きな」

と、けんもホロロ。

私 「商売っ気の無いジジィめっ!」

と心の中で毒づいた事を思い出し、少し離れたチェーン展開している
“あさひ”に自転車を曳いて行き、無事修理終了。

パンクを和英辞典で引くと、(一般的に)と前置き付きで

「flat tire」(フラットタイア)・・・パンクしたタイヤ

と載っています。 フラットは“平らな”という意味ですから、
直訳すると、“平らなタイア”。 地面と接っする部分のことかしら?
ペチャンコのタイヤの絵が浮かんでくる言い方です。

「puncture」(パンクチュアー)・・・タイヤにあいた釘などによる小さな穴

このパンクチュアーが短くなって、日本ではパンクと言うように
なったんです。

パンクと言えば、“シュ~っ”と空気が抜ける様子ではなく、
“パン!”の音から勢いよく破裂する様子をイメージします。
転じて・・・、
“お腹がパンクしそう!” や “回線がパンク状態”
など、日本独自の言い回しが根付いています。
もちろん、英語ではこんな時に “パンク”という単語は使いません。

英語でパンクといえば、あの音楽系のパンク。

「punk」(パンク)・・・《米略式》不良・ちんぴら・青二才

爆発した感じですが、最後の綴りがkなので、pancとは別の単語です。 
確かにパンク系ミュージシャンは外見的には、育ちの良さそうな
服装ではありません。

まとめ。 タイヤのパンクチュアーは、日本語のパンクになった時点で
ちょっとだけ意味が横道に入ったようです。
コメント (2)
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