そうなんだ。

外国語で知ったこと。

臨床   英語

2015-12-19 14:44:08 | 語学
日本語より、英語のほうが
なんとなくつかめる単語の一つが “臨床” ではないでしょうか。

「clinical」(クリニカル)・・・臨床の

クリニカルの名詞形である (クリニック)“診療所” から
イメージできます。

先日、大学時代の友人とお茶をしました。
今年から大手企業の臨床心理士として採用されたそうです。 
50代にして、新たに正社員。

「clinical psychologist」(クリニカル サイコロジスト)・・・臨床心理士

彼女は私と同じフランス語学科を卒業していますが
30代後半で別大学の心理学部に挑戦しました。
入学式の様子を語った言葉

友 「付き添いの母親と間違われそうだった」

に、当時の私は勇気があると感心したものです。

ところが
在学中に、まるで “愛に無計画な若者” のごとく
妊娠して卒業直後に出産という、オメデタイやら大変やらの事態に
夢は終わったのだろうと思っていました。

あきらめていなかったのです。
子育てをしながら資格を取るための勉強を再開した時は
「物覚えの悪さに驚いた」 と笑って振り返っていました。

2~3年前から、近所のクリニックでパートとして経験を積み始めたそうです。
企業でも社員のメンタルケアの重要性に気付き始めた昨今の
新たな募集で、みごと採用されたそうです。

個別の面談はもちろんのこと
臨床心理士の立場から、課長ポストの人々に

“部下のやる気の引き出し方”

の講義などもするのだと、照れくさそうでした。

アドバイスを受ける側は、若さを求めません。
ミドル世代の人生経験が信頼されるのでしょう。

友人の目のつけどころは、正しかったようです。

悩みが出来た時には、私にとっても心強い友人となりました。


コメント (2)
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