そうなんだ。

外国語で知ったこと。

もじる・ねじる 漢字

2018-10-31 12:11:32 | 日記
秋に夫婦で行う “壁紙の張替え作業” も今年で3年目です。
一昨年前はトイレ。 昨年はリビング。
今秋は廊下の壁紙を張替えました。

剥がし終わった壁紙を目にすると、あらためて認識できます。
新築マンション入居当時は真っ白だった壁紙が、20数年を経てすっかりクリーム色に変わっていたと。
私も当時はまだ・・・。

自分の容姿や心の変わり具合は、さて置き。

壁の張替えを自分たちでしているというと、器用な夫婦と思われがちですが
むしろ
夫は何も出来ない・しない “お坊ちゃまおじさん” です。
“私に言われて手伝ってあげているんだぞ感” をチラチラと見せながら作業をしています。

そんな夫でも3年目ともなると、壁紙を上から下までベローンと一気に剥(は)がせるようになり
かなりご満悦な様子でした。

夫 「“剥がし三年、貼り八年” と言われるくらい、一気に剥がすのにはテクニックがいる」

『桃栗三年、柿八年』 をもじって
『串打ち三年、裂き八年、焼き一生』 という、鰻調理の難しさを表す言葉は聞いたがあります。

さらにそれをもじって、なかなか上手いことを言いましたけど
壁紙を上手に剥がすのに3年も必要なんて、時間がかかり過ぎでしょ。

ところで、“もじる” の漢字をご存知でしたか?

「捩る」(もじ・る)・・・(風刺や滑稽化のために)もとの文句・有名な詩句などを言いかえる。 

“ねじる” という漢字と同じ字ですよねぇ。

「捩じる」(ね・じる)・・・両端をつかんで互いに逆の方向に回す。

同じ漢字なのに読み方が違うなんて、どのように読み分けるのだろうと、じっくり見ていて気付きました。

送り仮名が違います。

「もじる」の時の送り仮名は 「る」 で 「捩る」。
「ねじる」の時の送り仮名は 「じる」 で 「捩じる」。

パソコンの漢字変換ではちゃんと使い分けてくれますから、決まり事なのでしょう。

なるほどね。

素人夫婦で作業した壁紙の張替えは、じっくり観察するとダメ出しが沢山ありますが
パッと見た限りでは綺麗です。 廊下が明るくなりました。





コメント (2)
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