2004年~2010年まで、アメリカで放映されたテレビドラマ「LOST」のDVDにハマり
このドラマのDVDボックスをシーズン1~6までメルカリで買い揃えて、
見終わった後に、再びこのDVDボックスをメルカリ上で売りに出しました。
しかし、 シーズン1だけが売れ残ってしまいました。
シーズン1を見た人は次々に続きを見たくなるのでしょうけれど
きっかけがないとシーズン1を買う人は少ないのでしょう。
結果、売るのをやめて、保管することにしました。
というわけで、二巡目の視聴です。
一巡目は、音声は英語/字幕は日本語 で見ていましたので
二巡目は、音声は日本語/字幕は英語 で見始めました。
シドニー発ロサンゼルス行きオーシャニック815便のボーイング777-200型機が南太平洋の島に墜落し
生存者47名のサバイバル生活が始まりました。
ある日、リーダー的存在のドクター・ジャックは、亡くなったはずの父親の姿を見ます。
その姿を追いかけて山に入ったジャックは、足を滑らせて崖から落ちそうになり、木にしがみつきました。
ジャックを探しに山に入っていた、サバイバル術に長けているロックが彼を間一髪で助けます。
なぜ山へ入ったのかを問うロックに、ジャックは 「存在しない人を追っていたが、幻覚なのだろう」と答えます。
その後の会話シーンです。 日本語の吹き替え、字幕は英語。
ロック 「私は普通の男だ。 (I’m an ordinary man, Jack.)
現実的な暮らしをして, 奇跡など信じない男だった。 (Meat and potatoes. I live in the real world. Not a big believer in... magic.
だがこの島はなにか違う。 特別だ。 (But this place is different. It's special.)」
上記の下線の英文に注目して下さい。
Meat and potatoes.
直訳は、「肉とじゃがいも」 になりますが・・・。
疑問の残る英語字幕でしたので、念の為、英語音声で確認しました。
確かにロックは 「Meat and potatoes.」 と言っています。
”私は普通の男だ。 肉とじゃがいも、現実的な暮らしをして、奇跡など信じない男だった。”
この訳では、意味不明です。
調べたところ
これは、アメリカでは親しい間柄で使われるくだけた語句で
「meat and potatoes」・・・要は、要点は、核心は、重要なのは
それならば、意味が通じます。
”私は普通の男だ。 要は、現実的な暮らしをして、奇跡など信じない男だ”
なるほど。
日本語でも
「あいつはイモだ」 といえば、 イケテナイという意味だし
「頭がピーマンだ」(古い!)といえば、頭がカラッポという意味だし
比喩的表現は
覚えるしかないのでしょうねぇ。