英会話教室の若い英国人講師が、最近引っ越しをしました。
池袋駅から徒歩圏にある2Kのアパートです。
家賃が6万円台とかなりお安い。
先月
契約前に彼が家賃の話をした時には、事故物件ではないかと心配しました。
ところが、彼はそういう事は全く気にしないようで
そういう理由で安いなら、それに越したことはないと言っていました。
イギリスでは、古い(由緒ある?)物件が多いようで、亡くなった人がいるとかいないとかは問題にならないようです。
結局
事故物件ではなく、昭和時代の木造アパート二階建てという古さのための家賃でした。
外見はボロボロでも、部屋はリフォームされていて、和室の畳も洋室のフローリングも綺麗だったので
気に入り、契約したそうです。
約束通り
英会話クラスのラインで、新しい部屋の写真を送ってくれました。
想像以上の素敵な部屋で驚きました。
和室にベッドが置いてあり、ベッド足元の畳には、和紙で覆われた縦長の電気スタンド。
そのスタンドの元に、葛飾北斎の絵が描かれた小さな和傘がさりげなく置かれいて、
高級和風旅館の寝室のイメージです。
洋室は仕事が出来るよう、デスクがありました。 パソコンの画面が2台見えます。
本棚も机の上もきちんと整理されていました。
彼を見直しました。
とても、キチンとしています。
生徒の一人が、英国人講師をほめました。
生 「You' re a methodical person, aren't you?」・・・・あなたはキチンとした人ですね
私は、この時初めて「methodical person」という単語を知りました。
「methodical person」(メソディカル パーソン)・・・きちんとした人・まめな人・几帳面な人
私たちがメソッドという言葉を使うときは、 “方法” という意味がほとんどですが
他にもあったのですね。
「method」(メソッド)・・・(考え・行動などの整然とした)筋道・秩序・几帳面さ
そう言った意味のキチンとした人で、 日本で言うところの ”バカにしたような” 意味はないようです。
生活感がなく、キチンと整理されたオシャレな部屋に私も住みたいです。