オリンピック選手村に入れるベッドは、ダンボールを組み立てて作るベッドなんですね。
テレビで見ました。
『紙』 をテーマとする番組の一部で
浅田真央さんや錦織圭さん愛用との広告で知られている、エアウィーブ社を取材していました。
女性社員が10分でバラバラのタンボールをベッドに組み立てます。
その組み立てられたダンボールベッドの上に、エアウィーブのマットが敷かれていました。
大きな男性がボーンとベッドに飛び乗っても、壊れたりしません。
オリンピック終了後は災害に備えておくも良し、リサイクルするも良し。
環境に優しいダンボールベッドです。
ここのところ
ダンボールを組み立てるベッドは、避難所用として注目され始めていましたが
世界的なスポーツの祭典に参加する選手用としても、使えるということに驚きました。
そして、今回もう一つ驚いたことは
ダンボールベッドの英訳が 「cardboard bed」(カードボードベッド) だったことです。
「cardboard」(カードボード)・・・ボール紙・厚紙
「card」(カード)は、日本語としても使われているカードのことです。クレジットカードやクリスマスカードのカードです。
「board」(ボード)は、板のことです。 黒板のブラックボードや白板のホワイトボードのボードです。
ダンボールは英語ではありませんでした。
広辞苑には、なんと 『段ボール』 と表記されていました。 『漢字+カタカナ』 です。
ダンボールの意味は割愛させて頂きますが、この単語はまさしく日本語でした。
どうやら、
『板』 の英語 「board」(ボード) が、 「ボール」 に訛ってしまって、本来ならば 「段 ボード」 であろうものが
「段 ボール」 になっいるのだろう説が有力です。
カタカナ言葉は外来語を表すのにとても便利ですが、惑わされてしまいます。
段ボールは日本語ですので
ダンボールと言っても、英語圏の人には通じません。