私はオンライン英会話レッスンで英会話を学んでいます。 講師はカナダで生まれ育ち、現在シアトル在住のチャーミングなRINA先生です。
リナはアメリカ企業の日本支社に対し、オンライン上で日本語を交えて説明する仕事を引き受けることになりました。
前回のブログ『改まり語』でお話したように、本日のオンライン英会話レッスンからしばらくは
前半は私が生徒で英会話レッスン。 後半は私が講師でビジネス日本語会話を行います。
レッスン形態で日本語を教えるのは初めてです。 とてもワクワクしましたし、とても楽しかったです。
思った通り
日常の日本語会話ができるリナも、ビジネスシーンとなると考えてしまうようでした。
言った通り → お伝えした通り
知っての通り → ご承知の通り
見ての通り → ご覧の通り
ミーティングで頻繁に使うであろう大人言葉(?)を練習しました。
ミーティングといえば、リナからの質問で
リ 「ミーティングは、何て言いますか? 会議じゃないですか?」
正確な日本語は会議ですが、ミーティングで通じます。
ましてや、アメリカ企業の日本支店であれば!
プロジェクトやリモートワークも、かえって日本語に訳すと分かりづらくなるかもしれません。
アメリカであれば、会議が始まる前に 「How are you doing? 」や「 What's up?」 等、
日本語では 「お元気ですか?」 にあたる会話から始まるけれど、日本ではどうですか?
日本人が無駄と感じる会話の一つが 「How are you?」 ではないでしょうか。
なぜ、英語圏の人は 「元気かどうか」 毎回聞くのでしょう。 相手の様子を見ればわかりそうなものです。
「おはようございます。 それではミーティングを始めさせて頂きます」の開始で良いでしょうと答えておきました。
ここでも、リナは不思議な質問をしてきました。
リ 「日本でのあいさつは、朝ではなくても ”おはようございます” だと 聞いたことがあります」
私 「それは、芸能界など特殊な職場でのことです」
カジュアルな日本語から改まった言葉に訳すことは、私にとって簡単ですが
英語を日本語で何と言うかの質問に答えるのは手こずります。
「RSVP」という言葉を、アメリカでは頻繁に使うそうです。
これを日本語で何というのか?
私は初めて聞いた言葉でした。
検索した結果
もとは、フランス語で
「Répondez s'il vous plaît」(レポンデ シルヴプレ)・・・お返事ください
の略語でした。
「répondre」(レポンド)・・・返事をする
「 s'il vous plaît」(シルヴプレ)・・・英語のplease
大学のフランス語学科で学んだものの、ほとんど忘れているのですが
レポンドとシルヴプレは覚えていました。
特にシルヴプレはプリーズと同様に、これさえ覚えておけば大丈夫の基本単語です。
このフランス語の略語である「RSVP」(アールエスヴィピー)が英語として使われる際は、
出欠等の返事を求める時に使われるそうです。
日本語にすると
「RSVP」・・・お返事願います
これから先、ビジネスの世界に復帰する予定はありませんが
色々な用語を一緒に覚えそうです。
#ビジネス用語 #改まり語 #ミーティング