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そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ムーブメント   英語

2013-09-18 13:00:00 | 語学
2020年オリンピックのプレゼンテーションの素晴らしさ
が話題となっていましたが、私は観ていなかったので、
置いてけぼりでした。

台風で大荒れだった月曜日。 新聞テレビ欄でBSNHK
夜9時『五輪プレゼン完全版』というタイトルを見つけました。
日本代表のプレゼンテーター達は、誰も日本語を使いません。
私も副音声に切り替えて、同時通訳ではなく、彼ら自身の話す
英語・フランス語で視聴しました。

背景に映される映像は、生き生きとした東京を写しだし
ウォーターフロントに建設予定の選手村から、競技会場までは
短時間での移動が可能なことなど、身内びいきではなく、便利さを
実感できました。
とても良く作られたフイルムに、惹きこまれます。

そして、見知った方々の英語・フランス語での堂々としたスピーチ。
同じ日本人というだけで、私まで誇らしい気持ちになりました。

友人のワンコからの 《よく意味わからないシリーズ》と題した
外国語単語の質問メールの中に、先日取り上げた“パケット” と一緒に
“安倍首相が何度も言っていたムーブメント”というのもありました。
この時は、プレゼンを観ていなかったので、それこそ意味が
わかりませんでした。 
テレビを観ていて気付きます。 
「これかぁ~」
確かに安倍首相は、何度か“オリンピック・ムーブメント”と言っていました。

「movement」といえば、“動き”という和訳が一般的ですが、
他にもあります。 適当と思われる和訳を辞書から選びました。

「movement」(ムーブメント)・・・《社会的・政治的な》運動

例えば、以下のような使い方をします。

労働運動・・・「Labour movement」(ラバー ムーブメント)
平和運動・・・「Peace movement」(ピース ムーブメント)
環境保護運動・・・「Environmental movement」(エンヴァイロンメンタル ムーブメント)

と、なれば・・・
「Olympic movement」(オリンピック ムーブメント)・・・オリンピック運動

聞いた事なかったですが、 簡単にまとめると・・・、
  スポーツを通じて、世界の人々が共に世界平和を目指そう!
という趣旨の運動だそうです。

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アロマテラピ   フランス語

2013-09-16 13:00:00 | 語学
私の受けているフェイシャルエステには、プチ芳香整体も含まれています。
その時の私の体調に合わせて香りを調合し、オイルに混ぜてマッサージを
してくれます。
はっきり言って、香りにおける効果のほどは解りませんが
眠ってしまうこともあるので、リラックスはしているのでしょう。

アロマセラピー・・・花や木など植物に由来する芳香成分(精油)を
         用いて、心身の健康や美容を増進する技術や行為。

アロマ・・・ 芳香・香気
セラピー・・・治療・療法・療養

最後に 「香りを嗅いで下さい」 と、順番に左右の鼻から、ゆっくりと
息を吸い込むように、香りを嗅ぎます。
これも、はっきり言ってどこかどう変わるのかは、わかりません。

効くと思えば、ラムネ菓子でも腹痛がなおると言われているのですから、
疑わないことにしています。
現在我が家には、お風呂でリラックスできるように、ラベンダーの精油
のみならず、肩コリに効く香り・風邪の引き初めに効く香り・
眠れる香り・目が覚める香りなど何種類もの精油が並んでいます。
気が付くと小瓶が増えていました。
目に見える効果は別として、心に余裕を持てます。
ひとつだけ確かなのは、良い香りということです。

アロマセラピー
アロマテラピ

どちらの発音が正しいの? 

どちらも正解でした。 違いは英語とフランス語。

「aromatherapy」(アロマセラピー)・・・英語

「aromatherapie」(アロマテラピ)・・・フランス語

美と香りに関しては、フランスというイメージがあるからかしら?
最近はフランス語発音の “アロマテラピー” の表記が目立ちます。


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下痢   英語

2013-09-13 13:00:00 | 日記
7年後の東京オリンピックに向けて、様々な委員会が立ちあがり始め、
動き出そうとしています。 
突然ですが、“私、英語案内ボランティアやってみよう” と思い立ちました。
日本人の英語力は高いそうですが、残念ながら英会話力は低いそうです。
原因は、完璧な英語を話そうとするため、じゃべれなくなるそうです。
わかるわかる・・・。
私もそのタイプだと思います。
でも7年の猶予があります。 募集を見つけた時にあわてない様に
今から勉強します!!!

ボランティアとは云え、やらせてもらうには英語力の証明として
TOEICの点数が必要だろうと見当をつけました。
これまでに受けたことはありません。 
5年後くらいの受験計画に従い、早速、過去問に取り組みました。

I suffered from ..... yesterday, so I had to go to the bathroom
many times an hour.
 
昨日は.....に悩まされた。それで1時間に何度もトイレに
行かなければならなかった。

.....に合う単語を4択から選ぶのですが、わかりません。
答えを見ると、diarrhea 《下痢》でした。
風邪・頭痛・腹痛の英単語はわかります。 下痢は知ろうとしたことも
ありませんでした。  でも大切ですよねぇ。
「diarrhea」 このスペルはどう発音すればいいのでしょうか。

就寝時に済ませたトイレ前で、つぶやいていました。

私 「英語で下痢はどう発音するんだろう・・・。」

すると、斜め前の電気の消えた暗~い部屋から、くぐもった声が聞こえてきました。

「ダイアリィア」

一瞬ギョっとしました・・・。
浪人生のお譲さんは、眠りに入る直前でも、反射的に英語問題に答えて
しまうようです。  頑張れ~。(母、ひそかに涙ぐむ・・・)

しかし翌朝、このアリガタ~イ発音が思い出せません。 再度確認。
しかし、これで終わりではありません。 また忘れるんです。
忘れては確認を3・4回繰り返し、最後の確認から5時間たちました。

「diarrhea」(ダイアリィア)・・・下痢

やっと記憶として定着したようです。
新しく出会った単語一つを覚えるのに、足かけ2日。

7年で間に合うのだろうか・・・?





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パケット 英語

2013-09-11 13:00:00 | 語学
前回の『カンパネラ』で、イタリア語の“小さい”を意味する
接尾語のひとつについて書きました。
今日は英語の“小さい” を意味する接尾語のひとつである
「-et」「-ette」(ェット)についてです。

「kichen」(キッチン)は“台所”ですが、「kichenette」(キッチネット)
だと、“簡易台所”です。
「cabin」(キャビン)は“船や航空機の客室・小屋” ですが、
「cabinet」(キャビネット)だと、小さな部屋、つまり“戸棚”。
「book」(ブック)は“本”ですが、「booklet」(ブックレット)
だと、“小冊子”。 “パンフレット”とも言います。

チキン・ナゲットの「nugget」は “小さなかたまり” という和訳です。
「cassette」(カセット)も、「case」(ケース)“入れ物”の小さい判
から来てるそうですよ。

友人のワンコさんへ。 お待たせしました。
ご質問頂いた 『パケット』 です。 これも“小さい”を意味する接尾語が
ついている単語です。

「pack」(パック)・・・人が背負ったり荷馬に積んだりする荷物

現在は“馬に積む”という表現が適当なのか疑問ですが、
とりあえず英和辞書をまる写し。

「packet」(パケット)・・・小さな包み

IT用語では、データ通信で送るために分割されたデータの単位(かたまり)
を “小さな包み” になぞらえて、“パケット” と呼びます。

メール・全角約64文字で、1パケット(小包1個)と言われています。
私の携帯で無料のSMS(ショートメッセージサービス)は、
70文字の設定になっているので、ソフトバンクでは70文字で
1パケットかもしれません。
データホルダーに入っている風景写真を写メール送信設定にすると
279KBと表示されました。 これは計算すると約2232パケット。

あぁ、だから“小包やり取り・し放題” ならぬ “パケットし放題” に
料金設定していない頃、写メールを送った月の携帯料金の支払いは
異常に高かったんですね。

以前、ソフトバンクの料金相談窓口で、私の携帯電話(ガラケイ)の
使用状況から、料金設定を相談したことがあります。
「ほとんど文字によるメールばかりなので、“パケ放題” にしない方が
安い。」 とアドバイスを受け通常の料金設定だったのですが、
大量の写メの送受信があった際に、高額になってしまいました。
それ以来、転ばぬ先の杖で、 “パケホ” にしてあります。

写真送っていいよ~。





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カンパネラ   イタリア語

2013-09-09 13:00:00 | 語学

ユネスコ世界遺産に登録されている、イタリアのアマルフィーを紹介する番組で、
アマルフィー大聖堂の“鐘”についてふれていました。
高い塔の上にある鐘が、ガーンゴーンと時を知らせたり、
お祝い事や悲報を知らせるのに、それぞれメロディーを奏でる鳴らし方がありました。
映画などでも、この鐘の音が効果的に使われていますよね。

地元の人は、生まれた時から街中に響き渡る鐘の音とともに育ち、
土地を離れて街に戻った時に、まずこの鐘の音で故郷に戻ったことを実感するそうです。

鐘の説明をする時に、日本語字幕にかぶって“ラ カンパーナ”
“ラ カンパーナ”というイタリア語が聴き取れます。

「campana」(カンパーナ)・・・鐘・鐘の音

“ラ カンパーナ”と似た発音を聞いたことがあります。
イタリア語では小さいという意味を持つ接尾語の一つに
「-ella」(エッラ)があります。
パガニーニのバイオリン曲をリストがピアノ用に編曲した
あの 『ラ カンパネラ』 というタイトルに似ているんです。
一時、フジ子・ヘンミングウェイが弾いている姿が度々放送されて
いた、あの美しいけれど物悲しい調べ・・・。
この曲名の(ラ カンパネラ)は、イタリア語でした。

「campanella」(カンパネッラ)・・・(釣鐘状の)鈴・呼び鈴

他にチャイムやベル・ブザーの和訳もありましたが、リストの時代を考えると
ブザーってことはないでしょう。 鈴といっても(釣鐘状の)と断り書きが
ありますし、《campanaの縮小版》という断り書きもあります。

漠然としていますが、カンパーナの小さいのがカンパネッラなんです。

あのピアノ曲の高音がコロコロ鳴る感じは、鐘が鳴る音を
表わしていると、解説されます。

“ラ カンパネラ”の和訳がわかれば、音楽に詳しくなくても想像つきますね。




コメント (2)
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