休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

近つ飛鳥博物館

2006-05-03 08:32:38 | 博物館へ行こう
 GW、行く所がうかばないとついつい行っちゃう博物館である。大体この時期新緑はきれいだし、比較的静かなところにあるので落ち着いて見られるしというわけである。今回は、上の子も歴史学習が始まって少し興味がありそうというのもここへきた理由ではありますが・・・。(それだったら弥生文化博物館から始めないといけないか。)
 そういえば、娘の教科書を見てびっくり、小学校の歴史の教科書って弥生時代から始まっているんだよ。なんで?こりゃ教科書を眺めていると私どもが習ったのとは大幅に違っていそうだ。こりゃ、ちょっと興味深いぞ。
 近つ飛鳥博物館の対象としているのは、古墳時代から飛鳥時代ぐらいまでで、ちょうど近年いろいろと学説が分かれる時代ではあります。展示も難しいよね。どの学説に乗っ取っていいものやら、新発見はどんどんあるしね。最近では古墳時代の始まり自体をさかのぼらせていくのが定説で、卑弥呼の活躍していた時代までさかのぼらせようということらしいです。そうなってくると邪馬台国大和説が俄然現実味を帯びてくるような気がします。
 博物館の周りは自然がいっぱいで、しかも群集墳が周りにいくつもあります。入り口周辺にも小さい古墳のあとが残っています。周りを散歩すればあるわあるわ、私も懐中電灯を片手にいくつかの古墳の中に潜り込んで見ましたよ。
 博物館には、子ども用のワークシートがいっぱいあって、子どもも興味を持ってやっていました。なかなか親子の交流を楽しめました。普段は私の歴史趣味を相手にされなかったんですが、たまには見直してくれたかな?
 館内には、復元された埴輪やら石室なども多数あり、面白かったです。そして古墳の石室などの材料を運ぶのに使われた修羅も展示されています。
 しかし、よく考えれば大仙古墳(仁徳陵古墳)などに使われた労働力、技術力というのはすごいと思う。そして同時代にあっちこっちに巨大古墳があったというのは年がら年中お墓造りに精を出していたということなんだよなあ。大きな古墳を造るというのはそれだけ権力、富の象徴であったということはすごくよくわかるよね。
 また、館では子ども用の展示図録も売っていました。図も多くてなかなかわかりやすかったです。こういうのってあんまり売っていないので、他の博物館でもこういう本を作って欲しいなあと思います。小さいうちの感動がずっと子どもを成長させていく糧となるとおもうので、いかがでしょうか。
 そういえば、当日、建物の階段状になっているところでコンサートが開かれていました。演奏はもう一つ、二つだったけど、自治体と地元の学校の交流という一つの例ではありますね。

 近っ飛鳥博物館HP
 http://www.mediajoy.com/chikatsu/index_j.html 
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