宇宙と生命の起源
峯重 慎・小久保英一郎 編 岩波ジュニア新書
毎度お世話になっている岩波ジュニア新書。ぜんぜん理科系が専門でない私でも結構読めちゃう本が多いんだよね。子どもに独占させるのはもったいないよね。全く。
今回は、宇宙の起源から銀河、生命の誕生、人類の進化までその始まりについて最前線の研究の成果を解説した本です。細かい数的なことは門外漢なのでよくわからないが結構面白く読めた。特に対象が身近になってくる7章「水惑星、地球」あたりから一気に読み終えてしまいました。宇宙論は時間の単位が億単位なんで時間の感覚がわからないなってしまう。それでトンでもない大きさの話からすごいミクロの話まで取り上げています。太陽やあっちこっちの恒星で起こっている核融合反応なんてのはミクロの世界の出来事ではあるけど、その反応いかんではその周りの星は多いに影響を受けてしまうというように。
地球という星にしてもいくつかの好条件の下に成り立っている。太陽に近すぎてもだめ、離れすぎてもだめ、適度な大きさがないとまただめだそうだ。
木星の衛星のエウロパという星にもしかしたら生命が存在しているかも知れないとの事。少しわくわくしますね。
それから冥王星は今では太陽系の惑星とは言えずガイパーベルトという小天体の一種だそうです。私の子どもの頃は、天王星、海王星、冥王星の順番が海王星と冥王星で入れ替わったといって話題になり、今度は惑星ではないってか。まあなんとトリッキーな存在であること。
そして生命のもとは彗星に乗って宇宙からやってきたかもしれないという仮説が実は本当かもしれないという話などは昔のハードSFを読むような気持ちになります。
そして恐竜時代から人類の始まりへ、恐竜時代の白亜紀の中頃に起こった植物の変化が哺乳類への進化をされる共進化という現象の結果霊長類が誕生したのだという。そして雑食化の結果、果実の熟れ方を見分けるために、色彩がわかるようになったらしい。そして原人、現代人と進化したんだという。ネアンデルタール人は直接現代人とは関係ないのだとの事。そういや系統樹でちょっと外れたとこにあるのを見たことがあるような。
ここまで来ると歴史時代になってちょっと親近感が出ますね。
しかし宇宙、生命についてはまだまだわからないことが多いようです。この手の本がもう少しいろんな形で世に出まわらないといけないんじゃないのかねと思ったりします。
峯重 慎・小久保英一郎 編 岩波ジュニア新書
毎度お世話になっている岩波ジュニア新書。ぜんぜん理科系が専門でない私でも結構読めちゃう本が多いんだよね。子どもに独占させるのはもったいないよね。全く。
今回は、宇宙の起源から銀河、生命の誕生、人類の進化までその始まりについて最前線の研究の成果を解説した本です。細かい数的なことは門外漢なのでよくわからないが結構面白く読めた。特に対象が身近になってくる7章「水惑星、地球」あたりから一気に読み終えてしまいました。宇宙論は時間の単位が億単位なんで時間の感覚がわからないなってしまう。それでトンでもない大きさの話からすごいミクロの話まで取り上げています。太陽やあっちこっちの恒星で起こっている核融合反応なんてのはミクロの世界の出来事ではあるけど、その反応いかんではその周りの星は多いに影響を受けてしまうというように。
地球という星にしてもいくつかの好条件の下に成り立っている。太陽に近すぎてもだめ、離れすぎてもだめ、適度な大きさがないとまただめだそうだ。
木星の衛星のエウロパという星にもしかしたら生命が存在しているかも知れないとの事。少しわくわくしますね。
それから冥王星は今では太陽系の惑星とは言えずガイパーベルトという小天体の一種だそうです。私の子どもの頃は、天王星、海王星、冥王星の順番が海王星と冥王星で入れ替わったといって話題になり、今度は惑星ではないってか。まあなんとトリッキーな存在であること。
そして生命のもとは彗星に乗って宇宙からやってきたかもしれないという仮説が実は本当かもしれないという話などは昔のハードSFを読むような気持ちになります。
そして恐竜時代から人類の始まりへ、恐竜時代の白亜紀の中頃に起こった植物の変化が哺乳類への進化をされる共進化という現象の結果霊長類が誕生したのだという。そして雑食化の結果、果実の熟れ方を見分けるために、色彩がわかるようになったらしい。そして原人、現代人と進化したんだという。ネアンデルタール人は直接現代人とは関係ないのだとの事。そういや系統樹でちょっと外れたとこにあるのを見たことがあるような。
ここまで来ると歴史時代になってちょっと親近感が出ますね。
しかし宇宙、生命についてはまだまだわからないことが多いようです。この手の本がもう少しいろんな形で世に出まわらないといけないんじゃないのかねと思ったりします。
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