全勝対決となった立命VS関大の一戦。キックオフ早々に立命がテンポよくせめて最後はQB前田からのパスを受けたWR猪熊がゴールまで走り切りタッチダウン、トライフォーポイントも決まって7点を先制する。また、第2Qでも、QB前田のパスが冴え渡り、RB長谷川がパスを受け、そのままゴールに入りタッチダウンを挙げる。トライフォーポイントも決まって、前半は、14-0で折り返す。この日はQB前田のパスが冴え、パスもかなりの精度で、ほとんど成功していたんじゃないでしょうか。(HPで確認。試投18回、成功16回で161ヤード獲得とのこと。ちなみにランは157ヤード。この試合は、パスの方が上回ってますね。)また、OLも完全に関大のDLをコントロールしていたように見えました。デフェンスも関大のQB石内を中心とするパス攻撃を完全にふさいでいたような気がします。
後半は、関大のQBが岸村に変わってスタート。岸村の決め打ちのようなランプレーがなかなか止まらない。やばいかなと思ったら、岸村がファンブルで攻守交替。立命の攻撃は、RB西村のランでゴール前に攻め込むと、最後は遅れてきたスーパープレーヤー玉井が走りこんでタッチダウン、さらに追加点を入れる。この玉井という選手、上背もあってスピードもあるという最近の立命には珍しいタイプ。ストライドが大きいので止めにくいのかもしれない。しかし、ボールを持って走るだけではなく、パスプレーに絡んだり、マルチな才能を発揮しています。たぶん、いろんなことができて、今アメフトをやっていることが楽しいくて仕方がないという感じがします。今や立命オフェンスの中心の一人ですよね。
今回は、直接、RB長谷川がボールを受けて走るワイルドキャット的なオフェンスも何回かやってましたし、QBに西山をシリーズの途中に入れたりと色々なことをやってました。開幕当初のランプレー偏重のオフェンスとは、全く違った攻撃を見せており、観戦をしていて、一戦ごとにオフェンスが良くなっているのがわかる。QB前田のテンポがずいぶん良くなっていて、安心してみることができる気がします。そういえば、今日の試合は、1回生のRB西村がよく走っていましたね。毎回、新しい戦力が出てきています。
デフェンスも、まさかの関大を完封。言うことなしですね。ただ、後半かなり関大のオフェンスにやられて負傷者が出ているのが少し心配ではあります。
攻守ともに、今シーズン一番の出来栄えであります。ただし、1回パントを落としてリカバーされて関大の攻撃という場面があった。できればそういうミスは今後、命取りになるので十分気をつけてください。
↑ピンボケしてしまった。
次節は、同じくキンチョウスタジアムにて、昨年、苦杯をなめさせられた京都大学戦。昨年は、最後に京大がわざとセーフティをして、立命が2点もらうという屈辱的な場面もあった。この試合の戦い方で、最終節の関学との対戦を占うことができるのではないでしょうか。この日、見た感じでは昨年度よりは、間違いなく勝負できる。
まずは、京大にリベンジから始めましょう。
ちなみにこの日の最終スコアは以下の通りです。
立命 関大
第1Q 7 0
第2Q 7 0
第3Q 7 0
第4Q 0 0
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合 計 21 0
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