ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

小菊

2008年11月17日 | 発信


昨日から暖かい雨の天気になった。
暖かさは要注意で、南風が西風に変わり、夕立が鳴ると初雪になるパターンだ。

花も小菊くらいしか咲いていない。もう野の花はすべて終わりです。
爺さんの皐月が一輪、狂い咲きをしている。

昨日は村の共同作業で、江ざらい、遊具片付け、雪囲い。
もうすぐ鎮守様の軒先まで雪に埋まってしまうのだ。

昨日から、寝返りも打てないほどの腰痛に苦しんでいる。
我慢できなくて今日は腰に痛み止めの注射を打ってもらった。

せっかく焼け残ったビビアナが盛りだというのに。
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都草

2008年11月15日 | ぼやき

7月4日撮影の都草。
奈良の大仏の回りで咲いていたので「都草」と名づけられたそうだが、咲いていたのはエコプラントの回り。

土壌消毒のポリをエコプラントに持ち込んだが今年からえらく値上げされてこれだけで6400円。
年に何回も持ち込むので大変な経費増になっている。

エコプラントの赤字を減らすためには早く生ゴミの分別→有機センターで堆肥化、
だそうです。そのとおり。
食品残渣が燃えるゴミの中から分別されれば、残るは燃えやすいゴミがほとんどになる理屈です。
そうばかりでもないでしょうけどね。


今日で畑は全部片付きました。
パイプの部品類や冠水のパーツ類は整理されてラックに納まりました。
来週からは冬の仕事になりそう。
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なに?これー

2008年11月14日 | 観察

畑の脇の杉の木にメロンみたいなものが鈴なりに生っている。


割ってみるとかぼちゃの種みたいなものがたくさん。
なめてみると甘いのだが果肉がほとんどない。
つまり栽培している野菜ではないらしいが、野生種としては初めて見るものだ。
爺さんも初めて見た、ってことは昔からあるものではないらしい。

すぐ畑の脇なのに今まで気付かなかったってことは、マヌケな話だね。

今日も良い天気。
若い愛ちゃんとコンビでハウスの撤去作業。
これで99棟のハウスが仕事を終えた。
晴れると秋なのだがいったん時雨れると冬になる魚沼。
大急ぎで秋仕事を進めないと来週からは雨の予報。

夏に見つけたスズメバチの巣。
もう留守かなと思ってたたいてみたら、中から大きな蜂が顔を出した。
急いで退散。まだ冬にはなっていないようだ。
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つるうめもどき

2008年11月13日 | 発信
茶色になった野山にオレンジ色の 「つるうめもどき」(蔓梅疑)の実はとてもよく目立つ。

毎日ここを通るたびにカメラを構えてしまうのだが、今年の紅葉は赤が少なくてオレンジ色が多い。

良い天気なので毎日ひとつづつ仕事が終わる。

芍薬植えが終わった。
切花用は3種類で1500株ほど。
養成株は6000株ほど。
マルチの穴に一株ずつ手で植える。
しゃがんでの作業なので、終わる頃にはひざと腰ががくがくになった。

昇る頃の満月もオレンジがかっている。
今夜も冷えそうだ。
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くりたけ

2008年11月12日 | ぼやき

一服の合間に畑の脇に入るといいこともあるのです。

藪に入ってまず最初におしっこ。
山の神は女なのでお見せすると喜んで、恵みを与えてくれると言い伝えられています。

残念ながらこの写真は2.3日前のもので今日は何も出ていなかった。
このところいい天気で働きすぎ。ちょっとお疲れ気味で効力がなかったのかも。

球根掘り取り完了。

カサブランカ君。
ちょっとでかすぎないか?
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シオン

2008年11月11日 | 観察
「もう冬だから終わり」 と 「まだまだがんばるぞ」 が共存している季節。



ぼんやりした一日だったがこのところの寒さで紅葉ははっきりしてきました。





今日の夕日は赤かった。
しばらく晴れそうなのでいい天気のうちに、球根堀、芍薬の植え込み、ハウス撤去。
「まだまだがんばるぞ」


新しいスノータイヤが届いた。4年はいたからな。
まだ雪が降ってもらっては困るのですが。
 
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のあずき

2008年11月10日 | 発信
早くしろ~
と叫んでいるような野小豆の花。

今週は晴れが続きそう。でも週末から雨の予報。
最後の追い込みで球根掘り作業が続く。
来年の花になる球根。コルバラは良い球根になってます。

生き物たちも冬眠前の最後の追い込み。

最近、家の周りでうろついてるいたち君。
あまり毎日いるのでついに撮影成功。

今年はまだ蚊やブト(ブユ)が多い。
虫除けスプレー+タリバンみたいな完全武装でないと最後の餌になってしまう。
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みやまだいもんじそう

2008年11月08日 | 家族


親戚に米を取りに行くついで(やっとその暇ができた)に、初夏に通った淵を覗いて見た。



もう紅葉も終わりかな。

ちょっとだけスタンドバイミー

さあ、火事から生き残ったビビアナが始まる。
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R10プロジェクト

2008年11月07日 | 発信
昨日いただいた「米粉のパン」

モチモチと歯ごたえが有、噛んでると甘みが出てきてなかなかうまい。

そばやピザ、クレープの生地などが開発されているらしいが、ラーメンやパンなどと並ぶ画期的な料理法が開発されれば消費もドーンと伸びるのだろうが、今はまだコストがちょっと高いそうだ。

「にいがた発 R10プロジェクト」(Rice Flour 10% Project)

小麦粉消費の10%を米粉に変えようという国民的プロジェクトだそうで、、、
少しでも減反面積を減らして自給率を上げようというもの。
まったく大賛成なのだ。が、

町村合併が進んで平野部と山間部が同じ市になって、平野部の大農家が山間部の沢田を借りる。
沢田を減反して平野部の田んぼで目いっぱい米を作る。
農家の経営としてはすごく効率の良い話だが、結局沢田や棚田は荒れてしまう。

ほんとに食料自給率を確保しようとしたら生産基盤そのものを減らさないような工夫、農業者を減らさないような工夫が必要なのでは?

言葉は良くないかもしれないが食料統制みたいな考え方も必要なのかなー?



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初霜

2008年11月05日 | 発信


朝の気温 2.1度、初霜が降りた.
みんなが耳当てをするほどの寒い朝を迎えた。

ようやくの良い天気、芍薬を植える畑にマルチを張った。

芍薬の株販売は「売れ残る」の予想から一転して「完売」となった。
今は職人技である「株分け」をする人が減って、人気のガーデニング材料である。

長年切花をした株を掘ったので、今年は植える株が多い。

自分が生まれる前から我が家は芍薬を栽培していた。
芍薬畑の中で抱っこされている、遠い昔の写真が残っている。


平成に入る頃からユリ切花が全盛になり、農業経営は大きく変わった。
そしてまたユリ切花が厳しい時代になり、多くの農家がナルコなどを植え始めた。

我が家も村もそして日本中が長寿社会を迎えている。
今健康な老人たちは、戦争、そして高度医療のない時代に多くの子供の中から生き延びてきた人たちだ。
我々は保険も医療もそこそこにそろった時代に生まれ、生きてきた。

ずっと続いているものにはもともとの「力」というものが備わっているように思う。
ここ3年間、切花用の芍薬を植え続けている。
今年は極早生種と晩成種を植える予定だ。
もちろん販売用の養成株も植える。
この株が掘り取られる2年後に株分けをしていられるかは定かではないが、畑に換金できる作物が植えられていることは農家としての「力」のはずだ。

今年販売不振のユリ切花が終わろうとしている。
99棟目までが切り終り、今日は乾いたのでビニールをはいだ。
残るは火事から生き延びた最後のビビアナだけになった。
それももう数日で切り始まる。

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