道をみつける

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TT02ヤリスWRCキット組み立て②

2018年12月06日 10時50分38秒 | ラジコン

こんな容器を用意する。これはピクルスだったかが入っていたビン。

これに灯油を入れる。灯油は倉庫の片隅に通年タンクに入っている。すごく入手性の良い液体。

灯油は燃料だけでなく、洗浄油としても使われていた。残り香が強いので昨今ではあんまり洗浄油としては使われていないようだ。というようなことを35年ほど前自転車屋の大将に教えてもらった。

それにベアリングを入れる。残り香が強いが、ベアリングの脱脂としては水分含有も少なく、作業中の錆の発生もわずかで助かる。

このまま半日放置する。中のグリスが、液状化するので、あとはベアリングがガラス容器に撃ちつけて変形しないように、軽く時間をかけてシャカシャカ振ってると、シールの隙間からグリスが抜ける。

灯油から出した後、紙を敷いた上に置くと灯油が毛細管現象で、あらかた抜けるが、灯油臭い。この後アルコールで灯油を洗浄して、メタルオイルを注した後、組み付け予定。

この脱脂はあんまり重量ではない。逆にメンテナンス頻度が上がる作業なので、出来ればしないほうが良い作業。これするのは、勝負の時の0.5台ぶんでも競ってる人の前に出たいからという気持ちのためにやってる。実際10cmも効果がないんじゃないかな?あんま意味はない。

レース前にバッテリーを新しいのを用意したり、シャーシのメンテナンスしたほうがまだまし。タミヤGPの一週間前ともなると、整備はしてしまってるし、練習するには本番はもうそこに迫ってるしで、神頼みするぐらいしかできることはそうはないので、これはある意味『神頼み』。

そしてパーツを切り出した。TT01とよくにてるので、このパーツはここなんだろうなと予想が付くパーツは切り出して、よくわからないものはランナーに付けたままにした。バリも取った。

気になっていたリアのトーインも簡単に計測したが、ハブ面に合わせた棒がどうも平行のようなので、ハブにトーインはついていない模様。

足の動きはTTの時よりもスムーズ。サスアームのシャフトがアームの一体成型でプラスチックでできている。それをプラスチックの穴に差す。普通はきつさが出るとか、ガタが出るとかしそうなものだけど、さくじつも書いたが部分的なファイバー混入とかさせると樹脂収縮率が変わるので、ぴったりとさせるのがそもそもがものすごい手間。恐ろしいほどの樹脂成型技術。

久々にラジコン組もうとすると、油脂類がなんか変。自転車で使ってる『ナスカグリース』を使う事にした。自転車ハブ軸用に買ったもので、非常に高性能すぎるグリース。

今日はここまで。

仮組みしてみると、TT01よりもスパーの抑える部分が形状が変えていて信頼性向上している。

ここもTT01から形状がずいぶん変わってしまってるけど、本質的な部分はTT01の信頼性を継いでいる。切れ角がちょっと甘いので、カップとドッグボーンの無理が掛からないところまで、あと5度ほど切れるようにブロック部分を加工しようと思う。

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TT02ヤリスWRCキット組み立て①

2018年12月05日 09時43分27秒 | ラジコン

ようやく骨の痛みも和らぎ、生活的にもひと段落したので、買っただけで作ってもいなかった、タミヤTT02を作り始めた。

ボディの方は昔のイメージを払拭したデザインにしたく、デザイン力の乏しさゆえか、デザイン画の時点で難航中。クルマっぽく見せるのだと走るラジコンカーとしては見ずらく、見え重視にすると逆にデザインがラジコン然としてしまう。個性が出るところなので、模型として考えるべきなのか、ラジコンとして考えるべきなのかをしっかり考えてデザインしたほうがしやすいかもしれない。

前に使っていたTT01がどんなセッティングの方向性をしていたのか、さっぱり覚えていないため、物置から取り出してきた。ずいぶんと埃っぽい。

基本的にノーマルをいかしたセッティングにしていたようで、駆動系はドノーマル、サスペンションはM01当時のサスペンションが付いていたが、これはMシャーシのためにもぎ取ってるので、当時はCVAスーパーミニダンパーを付けていたはず。当時いろいろこだわって作っていたので、そこそこ戦闘力は高い。

TT01シャーシをねじっていて思い出した。TT01シャーシはサスペンションのセッティング能力が低い人のために、基本的な特性がねじれるようにできてる。セッティングが出てくると逆にこのよじれがセッティングをあやふやにしてしまうため、途中でオプションのアッパーデッキ付けた覚えがある。TT02はねじっても同程度の剛性がすでにある。驚きだ。

埃っぽい。

前側のオプションの特色としては、車高を下げると、フロントトーインがおかしくなるので、ボールリンケージにして調節可能にした。

サーボリンケージがとても打残りみたいのがあったので、ここら辺をトルクセイバーとボールリンケージにした。

先に書いたアッパーデッキ。

23Tのモーター付けた時、シャフトがよじれたんでアルミシャフトにした。

これぐらいか。

埃っぽい。

後ろ側のオプションとしてはリアのトーインアップライトとケース下のハイスピードギアと25Tピニオン。ノーマルだとリアのトーインが確か0度で後輪側の安定性に欠けるので、オプションを組み込んだ。

 

買った覚えはあるので付けていたかと思い込んでいたパーツが、前後の調整式アッパーサスパーツ。以外にも外されてノーマルのままだった。覚えがないのでよくわからないが、きっと何らかの気に入らないところがあったに違いない。

スプリングはフロントをレーシング青、後輪にレーシング黄にしていたようだ。

TT01にくらべれば、改良はされてる部分のB12なんだが、やっぱりここは調整式にしたい。

組んでみないとわからないが、ここのところのリアのトーインは何度なんだろうか?ノーマル状態で2度のリアトーインがついてると、オプション買わずに済むので助かる。

シャフトは以前のものより形状が丈夫に、素材の方にもなんかファイバー状のものが入ってるためか丈夫になっている。ファイバー状なものが入ってるとわかるのは、表面に微妙な皺があるためだ。ねじってみても丈夫そうなのでアルミ化はしなくてもイケルかも。この取り付けではほぼロスがないので、このままでもたぶんイケるはず。

 

オプションは以前のものよりぐっと少なくなってるけど、模型屋行ってオプションパーツ選ぶ楽しさは減ったな。なんかこうゆとりのない遊びにラジコン世界もなってきてるのかも。ここらで眠くなったんでまた今度。

 

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