王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小泉首相年頭会見 靖国で始まり?

2006-01-05 07:23:41 | 靖国関連
首相年頭会見 靖国参拝は心の問題 中韓介入、理解できぬ (産経新聞) - goo ニュース

昨日は正月ボケから通常ボケに戻るべくバタバタしていたので小泉総理の年頭会見につき細かくは知らなかった
添付のニュースの如く靖国参拝につき見解を述べ合わせ日本人からおかしいとかーー批判が出ることが理解できないそうだ
折角のお尋ねなので説明しましょう 
時間のある方は靖国関連シリーズを拾い読みしてください
小泉総理は語る
「一国の首相、国民として戦没者に感謝と敬意をささげ、哀悼の念をもって靖国に参拝している」と
爺は聞き返す
「戦没者とは誰ですか?軍人ですか 大東亜戦争では B29に代表される大型の飛行機での爆撃、艦砲射撃、原爆2発などで70万人程の市民が死にその倍も負傷者がでているのです この方々は靖国神社には祀られていません」「靖国神社は戦前国のため戦で死んだ軍人が神と祀られる場所でした 従って豪雪の八甲田山で死んだ兵隊さんは祀られていません また祀られる為には天皇陛下の裁可が必要でした」「戦後は厚生省引揚援護局の旧軍人とサンフランシスコ条約発効による戦犯釈放で勢い付いた生き残り戦犯たちにより靖国神社にはBC級戦犯はもとよりついにはA級戦犯まで神と祀られてしまった 勿論昭和天皇の裁可無しに」「昭和天皇はA級戦犯の合祀が明らかになり総理大臣による靖国参拝の是非が議論されると参拝をされなくなりました」
小泉総理は続ける
「日本人からおかしいとか、いけないという批判が(出ることは)いまだに理解できない」
爺は言い返す
「靖国神社本殿の右横の遊就館では 1:大東亜戦争はやむを得ない防衛戦争である 2:極東軍事裁判は受け入れられない 3:A級戦犯は殉難者である との主張を陳列物、音響、映像を使い主張している この3点が靖国神社の主張である以上、戦没者に哀悼の念を表しに靖国神社へ行く事は一国の首相として誤解を招く恐れがある 総理は大東亜戦争を祖国防衛戦争と腹では思っているのだと」
爺はお勧めする
「小泉総理 貴方に力があるならば靖国改革を行い上の3点の主張を取り下げさせてその後お参りする そんな事分かっているが古賀某と遺族会が恐ろしくてとても言い出せない そうであれば総理の職にある限り靖国にお参りはしない 靖国神社の反対側には千鳥が淵戦没者墓苑があるのできれいに手入れしてそちらにお参りする 長い眼で見れば日本の習俗である神仏混交による戦没者慰霊の斎場を作り右も左も心置きなくお参りできる一大霊園の建設をなんちゃら懇談会に諮ってはいかがでしょうか」

実はそんなに根が深いものではなかったりしてね 3度目の総裁選を確実にするため古賀某の票を頼りにしたら年に2回の靖国参拝を約束させられた 軽い気持ちで引き受けたら国論は割れるし中韓からは非難されるし困っているのだとそっと言ってしまったらば気が楽になるのに 8日に続く
コメント (5)
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