出産無料化お預け？

少子化対策で出産無料化？？？　猪口氏独走、強い意欲　安倍長官ら即座に否定 (産経新聞) - goo ニュース

記事は猪口少子化担当相がフリーバース（出産費無料化）の政策化を打ち出したらすぐ安倍官房長官や川崎厚労相に否定され政府の足並みが乱れたと論評している
これは昨年あった男女共同参画社会の第二次基本計画策定時の猪口提言と同じパターンであるとも

政府・与党筋によれば今でも公的健康保険組合から出産育児一時金が３０万円出て今年の国会で３５万円になるよう関係法を整備中のよし　その上に猪口案が載れば予算のばら撒きに過ぎず又新たな財源の検討も無いと　もっともだ
猪口さんのリップサービスか思いつきの段階であったわけだ

爺は何度も書いているが（カテゴリー少子化問題を参照願う）少子化対策とは地球エネルギーの枯渇に日本民族が対応しているのであるから“人口は増えない”その冷厳な事実を確認した上で人口が増える前提でくみ上げた今までの国や地方の政策をどう転換するかという問題なのだよ

次いで次代を受け継ぐ子供たちに何をするのが良いのか考えることだ
乳幼児の医療費を無料にしたり保育所を増やし待機児童を減らすことも良いかもしれない　もっと大事なことは両親が子別れの時までは子供を育てるという事である 少し長くなるがお付き合いの程を　赤ん坊は１０月１０日目に母親の体内から世に出るが生物としては未熟児である　出生後の乳児の脳の発達に一番必要な物は母親の愛情である　脳の前頭連合野が形成されるためには人間の生存分野の全ての現象が満遍なく人間個体を刺激しなければならない　それらの刺激を受け入れる脳が胎児の時から乳児の時代・赤ん坊の時代・幼児の時代に秩序感覚として形成されていなければならない　この人間の脳の基本的形成は出産した両親以外には全人間的形成は不可能なのである　

この秩序感覚は三歳児に完成して、前頭連合野の形成が八歳前後の完成すると考えられている人間の生物としての子離れは八才前後と考えるのが一応の目安になる
同時に子供の子離れまで子供を完全に養育しない母親は完全なる女性として母親として脳が健全な発達をしない偏向した脳の持ち主になる　哺乳類の生命の中心に有るのは女性・母親の持っている母性である

樋口少子化大臣の貫目が問われるのは上記についてどう考えるかである
爺ならば有り余る米国財務省証券を担保に（売るのが一番だが米国が怒ろう　担保にしても嫌がらせはするかも　ならば外国為替特別会計の資金を流用しても良い）して２０兆円（１１０円で１８２０億ドル）の無利子国債を日銀に預け入れする
それを原資に子持ちの夫婦の借金（住宅ローン、マイカーローン，その他）を棒引きしてしまえばよい　条件は母親が子供を育てる事　それだけ　１０年経てば０才児は１０才　１０才児は２０才になる　次の１０年は国民の賛否を考慮して継続か廃止を決めれば良い