王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東横イン 偽造工事

2006-01-27 08:13:51 | 社会
東横イン、二重図面で偽造工事 条例違反の状態 (朝日新聞) - goo ニュース
なになに 横浜だと 横浜を愛する爺は心配になる
耐震偽装マンションの問題が全く片付いていないので本件は一寸頭を混乱させる

しかし良くある話だ 新規開店のホテルが駐車場(身障者用を含む)と身障者用客室を備えることが条件で建築基準法と市条例に合致し、建築許可を得た後、完成検査にも合格、その後で駐車場を喫煙所に身障者用客室は一般用客室と用品室に転用してしまったのだと 営業許可が今月上旬 23日オープンの筈だから半月足らずでばれた訳だ

このホテルは東横イン--東急インではない 経営 ここ10年くらい横浜でも全国的にも店舗を増やしてきた全国規模のビジネスホテルだ その一軒「横浜日本大通り駅日銀前」(10階建て、133室)が御用になった物件 横浜市は市内の物件
国交省は全国の物件に違反が無いか点検を行うと

早速 HPでこの会社を検索 1986年創業 東京蒲田のホテルを振り出しに10年位前から急激に店舗を増やし昨年3月で100店舗展開 今年度も20数店舗の新店舗展開とされている 前3月期の決算で税引き前5億円ほどの税引き前利益を上げているから(ホテル業として良いのか悪いのかは知らないが)赤字経営でないということだ(ホリエモンの真似で粉飾決算でないとして)
急成長の過程で無理があったのかも知れない それでも営業許可をとった後 系列の業者で構造をささっと変更するなんて行為は思いつきで出来ることでないので同社の経営陣の心に何か欠けている物があるということであろう
駅に近く安くて程度の良いビジネスホテルができて良かったと喜んでいたのだけど
まあホテルに限らず看護士用の仮眠室も無い病院、残業させておいて(労基法を理由に)残業代を払わぬ企業なんて今でもごまんとあるものね 法律が有っても守らない 抵触しなければ恥としない

いつから日本人の心は腐ってしまったのであろうか 初めにお金ありきが間違いの元の様な気がする 
  
写真は同ホテル 会社HPより 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする