王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

牛乳廃棄処分

2006-03-20 07:21:33 | 生活(地域)
牛乳100万本廃棄 「太る」印象、消費者敬遠 牧草スクスク、生産過剰 (産経新聞) - goo ニュース

産経新聞の報道によればホクレンが牛乳生産過剰で当面1000トン(1リットルパックにして100万本)を廃棄処分する事を決めた 更に春の訪れと共に生産量は増え合計で1万トンの処分も考えられる様だ ただただ「勿体無い」

理由の一つは昨夏の猛暑で牧草の育ちが良く(牛乳の)生産が順調で春の訪れで更に生産量が増えた事 加えて春の学校休みがぶつかり消費が落ちた事をあげている


しかし暑い夏は牧草は繁ろうし春先に学校休みが有るのは想定内(もう古いか)の事で今ここで言うことではない つまり需給調整に失敗したと言う事だ!

記事を読み進めると牛乳そのものも平成16年以降毎年3%の割で需要が落ちている これは新しい健康飲料やダイェット飲料に押された結果であると
牛乳にならない分は加工乳にされるのだがこちらは平成12年の雪印による中毒事件以降需要は落ち昨年は事件当時の7割程度と 乳製品であるバターもパンに使う量が落ち平成13年から前年割れで在庫が続き脱脂粉乳とバターを合わせた在庫は、一月現在で十一万トンと適正の二・五カ月分を上回る六カ月分に達するという

記事からは牛乳の生産量とホクレンのシェアーが分からなからどの位の無駄か良く分からないが1千トンの廃棄処理に2千万円掛けるとの事 1万トンなら2億円になる 原料も費用も勿体無いことだ

ここは販売促進を考えなければいけない:学童に春休み中欲しいだけ持って帰らせる;農協で1パック買ったら3パック付ける;ホクレン娘が温泉地で牛乳風呂を(婦人方に)勧める;観光客に無料で配る;家畜の餌;動物園の飼料;肥料にはならないのだろうか?

次にすぐ浮かぶのは北朝鮮の児童に対する提供だ 骨に皮膚が張り付いたほど痩せお腹ばかり出ている写真を見ると爺たちの子供の頃を思い出して胸が痛む この地が政治的に拙ずければ中国の東北三省の貧困家庭とか(ここも政治的にいやなら)モンゴル共和国なんかどうであろうか 毎年厳しい冬で家畜が何十万頭の単位で死ぬ 或いはソ連の沿海州一帯或いはカラフト、国後、択捉の人に無料で配給できないのであろうか?
爺が子供のころ濃いオリーブ色に塗られた(米軍払い下げの)大きな凸凹の缶詰を開けるともう輪切りになった大きなパイナップルの実が入っていて一人一切れを貰えようものならその嬉しさと言ったらーーー日本ホクレンの放出物資が北東アジアを席捲できないものであろうか 2億円を掛けて捨てるなら4億円掛けてでも飲み食いしてもらう事が物の冥利であろう

食べ物を粗末にすると罰があたると(爺の)お祖母ちゃんがよく言っていた このままではホクレンンの幹部は罰が当たる やがて日本人にも
 
コメント (11)
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