王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

景気拡大?

2006-04-17 07:25:55 | 経済
月例経済報告 景気拡大、バブル期並み (産経新聞) - goo ニュース

産経新聞に寄れば与謝野馨経済財政担当相は十四日、四月の月例経済報告を断を二月に上方修正した「回復している」のまま据え置いた。与謝野担当相は記者会見で「政府、民間を含め、景気の先行きにかなり自信を深めている」 与謝野担当相の発言は平成十四年一月から続く景気拡大が、戦後二位の「バブル景気」(昭和六十一年十一月から五十一カ月)と並んだとの見方を示したもの。拡大が十月まで続けば、「いざなぎ景気」(昭和四十年十月から五十七カ月)と並び、戦後最長となるそうである

昨日日曜の朝はTVでサンデープロジェクトの冒頭 田原氏と与謝野担当相がこの話 慎重な言い回しだが現在景気は回復していると述べた
爺は上記の「いざなぎ景気」も「バブル景気」も知っている その感じからするととても「景気が回復」と思えない 近くの商店街では入れ替わりが続くが近頃では後が入らず商店街に虫食い状態が出ている 個人消費は決して良くない 爺の懐も

さて対話は続き今年のGDPは2%位とか そこで爺はふと考えた 成熟した経済大国の経済の伸びが1-2%という事は正に平均すればと言うことである つまり景気が良いと思っている人もいるのであるから10人が15%伸びれば10人がマイナス10%である このマイナスの側の連中は辛い 就学援助とか小学6年生が将来の夢を描けない 東京大阪で生活保護者の増加現象はこの組に起きていよう

この後の与野党幹事長の対談も平均で語る与党と個別分析で語る野党との論争もかみ合わない

爺は思う GDPの伸び2%は善しとしよう 少子化で漸減は避けられないのであるから それなら有る所の金を無い所に強制循環させなければならない
方法は種々あろうが「有る所から取る」共産党の様にあえて大手企業とは言わない
でも10年で300兆円もの国民の金利を巻き上げ空前の利益を上げている銀行やサラ金等は目玉が飛び出すほど税金を取って良くないか 30兆円産業といわれるパチンコ業界からも 証券取引にも そして当然の事だが政府・自治体による税金の無駄遣いは止めてもらい増税無しで切り盛りして欲しい

♪どうする アイフル♪ のコラムで「利倍法」につき書きたかったが確証が欲しかったので調べていた 日本では中世には(鎌倉後期室町の頃)には「利息一倍法」と呼ばれる利息制限法があり「本銭一倍」つまり利息が本銭(元本)の一倍(100%つまり元本と同額)を越え徴収する事は違法であった(桜井英治氏 破産者達の中世より) 何と立派な道理でないか
 
日本の法理を参考に「利息一倍法」を緊急発令し貧乏人を救ってくれる信長の様な指導者が出て欲しい そうすれば銀行やサラ金の不正蓄財が世に還流される
  



コメント (2)
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