アイスランドの火山噴火 空の便欠航続く

空の便欠航相次ぐ＝アイスランドの火山灰拡散－欧州(時事通信) - goo ニュース

１４日に噴火したアイスランドの火山の噴煙が１５日以降欧州の各地に届いて空の便の欠航が相次いでいる様です。
既にロンドン、パリ、ドイツ、ノルウエー、スウェーデンやデンマークと空港閉鎖や欠航が広がり利用客に混乱が広がっている。
その上取り敢えず１６日まで（ヒースロー空港）とした所も再開できるかどうかは噴煙次第みたいです。

GWの欧州向け旅行に期待していた日本の旅行各社は目下胃が痛む思いをしていると思います。
欧州各地だってビシネスや観光に多大の影響と言うか金銭的損害が出るでしょう。
今朝のTVニュ－スでは２億ドル（１８０億円）/日と報じてました。これだって長引けば倍倍で損害額が積みあがるでしょう。

欧州だってリーマンショック以降の不況立ち直りに必至でしょうから悪材料ですよね。

日本の４月に入っての異常低温（野菜の高い位は我慢のできる範囲か？）中国青海省の大地震と合わせると荒れる地球３題話みたいです。

さて噴煙に戻って「航空機は噴煙を吸い込むと最悪エンジンが止まる」そうですから噴火が止んで雨でも降らないと事態は落ち着かないかもしれません。
二次三次被害が広がらない内に収まって欲しいものです。


時事通信：
【ロンドン時事】アイスランドで１４日、火山が噴火し、１５日までに火山灰が欧州北部の各地に到達した。航空機の運航に危険を及ぼす可能性があることから、英国をはじめとする各国で空港閉鎖や航空便の欠航が相次ぎ、空の交通網に大きな混乱が起きた。

　噴火したのは首都レイキャビク東方約１２５キロに位置するエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山。付近の住民約８００人が避難したが、これまでのところ被害者が出たとの情報はない。同氷河では先月にも火山噴火が起きている。

　ＢＢＣ放送などによると、火山灰は１５日朝までに風に乗って南東方向の広範囲に拡大。危険回避のため英航空当局は同日、ロンドンのヒースロー国際空港を含む国内全空港での航空便の離着陸を取りあえず１６日午前７時（日本時間１６日午後３時）まで禁止すると発表した。同当局スポークスマンは、こうした措置は「前代未聞だ」と述べている。

　このほかフランスでもパリ近郊のシャルル・ドゴール、オルリ両空港が１５日夜から閉鎖。アイルランドやノルウェー、スウェーデン、デンマークなども相次いで旅客機の運航停止を決定し、多くの利用客が足止めされた。影響は西欧全域に拡大しつつある。　
（引用終わり）

写真：ロイター共同