王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ミケルソン マスターズ優勝

2010-04-12 19:26:36 | スポーツ
明暗分けた家族愛 ミケルソン4年ぶり3度目の優勝(夕刊フジ) - goo ニュース

このフィル・ミケルソンは人サウスポーと言うのかレフティーと呼ぶのか左うちなんですね。
左うちは大成しないのがプロゴルフ会の常識のようです。
ところが今回で4年ぶり3度目の優勝といいますいから驚きです。

しかも昨年は奥様が乳がんに罹ったとかで看病の為、全英オープンだか?を(資格があるのに)参戦しなかったとか。
今回の優勝が決まってホールアウトした後、奥様と長い事抱き合ってたシーンを見ました。
さて5ヶ月振りにツアーに復帰したタイガー・ウッズですが予選は悠々通過、最終日3位でスタートしましたが4位で終わりました。
それだけでも大変な成績ですが当人は「優勝を逃して残念」見たいなコメントを残していますからこれまた大変な人です。

ただ愛人騒動で名を上げた点とミケルソンの愛妻ぶり(よき家庭人)と対照的になり敵役として際立ってしまいました。

又しばらく休養とか言ってます。ミケルソンやウエストウッドの様な技を披露するプロが続くとウッズと言えども忘れ去られる危険は有りますよね。
勝負事ですから出れば優勝と決まらないのが面白いところ。
名人と言うか天才ウッズの心理はわかる筈もありませんが気になります。
どうなるでしょうかね?!


夕刊フジ:
【オーガスタ(米ジョージア州)11日(日本時間12日)=伊吹政高】男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」はオーガスタナショナルGC(パー72)で最終ラウンドを行い、2位から出た世界ランク3位のフィル・ミケルソン(39)=米国=が通算16アンダーで4年ぶり3度目の優勝を果たした。メジャー通算4勝目となったミケルソンは今季ツアー初勝利、通算38勝目で優勝賞金135万ドル(約1億2500万円)を獲得した。不倫スキャンダルから復帰したタイガー・ウッズ(34)=米国=は2イーグルを奪ったものの、序盤のミスが響き、通算11アンダーで4位。首位スタートのリー・ウエストウッド=(36)=英国=が3打差の2位。初出場の池田勇太(24)は通算2オーバーの29位だった。

 愛する家族の前で、最強レフティーが威厳を示した。同組のウエストウッドに2打差をつけて迎えた最終18番。バーディー締めで、両腕を突き上げる。昨年5月に乳がんが発覚し、手術後初の大会観戦となったエイミー夫人と熱い抱擁。ミケルソンは「特別な日だった。心に残る1週間になった。言葉にならない」と涙を浮かべて喜んだ。

 昨年、相次いで乳がんと診断された夫人と母親のために勝つ、家族のために勝つと宣言。帽子には乳がん撲滅を祈るピンクリボンを縫い込んだ。

 首位で出たウエストウッドが前半、ボギー、バーディー、ボギー、バーディーと出入りの激しいゴルフをしたのに対して、ミケルソンは1番から7番まですべてパーで我慢のゴルフ。8番でようやくスコアを伸ばした直後の9番、10番のピンチをパーセーブしたことで流れを手繰り寄せた。12番で5メートルのフックラインを沈めると、左腕を振り上げる。

 圧巻は13番。ティーショットを林に打ち込んだが、6Iで2本の木の間にある2メートルほどの空間を通す神業ショットで2オンするや、コース全体に響く大歓声が轟いた。バーディーを奪ってウエストウッドとの差を2打に広げ、混戦から抜け出した。

 前日は2ホール連続でイーグルを奪うなど、いわゆる“ゾーン”に入ると止まらない。ドライバーの平均飛距離は4日間で出場選手中2位の297.12ヤード。飛ばしを武器に、15番でも2オンに成功し、楽々バーディーで15アンダーに。18番のバーディーを含め、この日5バーディー、ノーボギーと底力を見せつけた。

 不倫スキャンダルから復帰したウッズとは対照的に、ミケルソンは「病気と闘ってきた妻は誇りだし、さすがにグッときた」と、エイミー夫人と10歳になった長女アマンダちゃんら3人の子供との“家族愛”を強調した。

 今季は米ツアーの10位以内がわずか1回と出遅れていたが、ウッズの前にやはり、この男が立ちはだかった。(引用終り)

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名古屋の山にニホンカモシカ生息

2010-04-12 08:00:48 | 環境
名古屋の山にニホンカモシカ、最大3頭生息(読売新聞) - goo ニュース

判りにくい写真ですが右手前から左方向にカモシカの尻と頭や角が写っています。白く見えるのがカモシカの左肩です。固定焦点のカメラの前を通り過ぎたのでしょう。

名古屋市内にニホンカモシカが出るなんて! それも最大3頭が生息しているなんてね。
何だかニホンカモシカなんて聞くと白山とか立山連峰でとか木曾の山間に生息が確認されたなんて話だと腑に落ちる。

20年以上も前、爺がサラリーマン時代に名古屋で3年仕事をした。
証券バブルで栄区の繁華街で中小の証券会社が(今にして思えば)見分不相応な自社ビルを建てている頃だった。
守山区と言えば栄の繁華街から東北方向でやがて郊外から瀬戸市や春日井市の方に繋がる訳でニホンカモシカなら移動は可能なんだろう。
それにしても住んでいると言うのが凄い。

20年間で一段と郊外の住宅化は進んだと思うのだけど区の東谷山は名古屋市最高峰(198メートル)で自然環境が豊かなのでしょうね。
山と呼ぶか周辺の環境を含めた広さはどの位有るのでしょう?
野犬なんかに襲われないのですかね?
カラスと違いますから生ごみを食べているなんて冗談は無しでしょうから何を食べているのでしょう?
3頭のニホンカモシカさんのタフな生き方に感動しました。
大都市の近郊にカモシカが暮せる自然環境なんて夢がありますね。
名古屋の皆さん! 大事にしてやってくださいね。特にドット人が押しかけてニホンカモシカが逃げ出さないように!


読売新聞:
 名古屋市守山区の 東谷 ( とうごく ) 山で、国の特別天然記念物「ニホンカモシカ」が生息していることが分かった。

 名古屋市はこれまで、ニホンカモシカを「情報不足」としてレッドリストに登録していなかったが、生息が確認されたため、2010年版レッドリストで準絶滅 危惧 ( きぐ ) 種に指定する。調査にあたった専門家は「名古屋のような大都市近郊での生息は全国的に珍しく、東谷山が豊かな森という証しでもある」としている。

 名古屋市北東部の瀬戸市境にある東谷山は標高198メートルで、名古屋市内の最高峰。スダジイやアラカシ、ツブラジイなど常緑広葉樹の森が広がっている。これまでも、ニホンカモシカの目撃情報は寄せられていたが、レッドリスト改訂のために調査した岡山理科大の織田銑一教授(動物保全育種学)らが生息を確認した。

 織田教授らが昨年春に行った現地調査では、樹木の葉を食べた跡やフンを確認し、最大で3頭が生息していることが分かった。ニホンカモシカは愛知県内では東栄町や設楽町など東三河から瀬戸市の山間部にかけて生息しており、瀬戸市の山間部から川づたいに、餌となる広葉樹が豊富な東谷山にすみ着いたとみられる。

 東谷山周辺でニホンリスの保護活動に取り組む「守山リス研究会」(北山克己会長)が山中に設置した定点カメラには昨年11月から親子のニホンカモシカが何度も写っており、今年3月にもリスのための餌台近くで親シカが撮影された。

 名古屋市のレッドリストには現在、絶滅危惧1、2類を合わせて14種の 哺乳 ( ほにゅう ) 類が登録されているが、「生息条件の変更によっては絶滅危惧に移行する可能性がある」とされる準絶滅危惧種の哺乳類はなかった。

 織田教授は「ニホンカモシカのような大型の哺乳類が生息できるのは、東谷山の森がいろいろな意味で豊かだからだろう。その森を守っていくという意味も込めて、ニホンカモシカを準絶滅危惧種に登録することが決まった」と話している。名古屋市のレッドリスト改訂版は近く発表される。

 東谷山には東海地方固有種のシデコブシの群落やシラタマホシクサ、サギソウの自生地があり、ニホンリスやムササビなども生息していることから、愛知県は自然環境保全地域に指定している。(以下省略)
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