王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

弟助けようと10歳兄死亡

2010-04-06 08:29:24 | 社会
弟助けようと海に飛び込み、10歳兄死亡(読売新聞) - goo ニュース

何とも可哀想な話です。
昨日5日夕刻唐津市の埠頭で釣りをしていた子ども達の内4歳の坊やが海に落ちた所、彼の兄ちゃん(10歳小学5年生)とその同級生が助けに飛び込んだそうです。

結果は明暗が分かれました。

同級生は無理だと思い岸壁に上がり無事。
海に落ちた4歳児は岸壁から海に降りるはしご付近で浮いている所を岸壁にいた大人が引き上げたそうです。
救急車の中で同乗の母親に気づき「お母さん」と呼びかけたそうですから当初重体と報道されていましたが回復は早いようです。
さてお兄ちゃんは2.5メートルの海底に沈んでいる所を救助されましたが手当てが及ばなかった様です。

家族や友人が危機におちた時「何をするか?」という事は大切ですよね。
特に泳げないのに救助に飛び込んでしまうなんて有りそうです。
仲の良い5人兄弟の2番目で弟思いの兄ちゃんだったそうです。
謹んで冥福を祈ります。       合掌

読売新聞:
5日午後4時50分頃、佐賀県唐津市東大島町のフェリー発着場近くの海で、兄弟2人がおぼれていると119番があった。

 兄弟は病院に運ばれたが兄は死亡が確認された。

 唐津署などの発表によると、兄弟は同市八幡町、自営業有村高晴さん(39)の長男で市立西唐津小5年、有村 明輝人 ( あきと ) 君(10)と、次男で保育園児の 岳朗 ( たけろう ) ちゃん(4)。近所の子どもと計5人で釣りのまねごとをしたり、車止めを乗り越えたりして遊んでいたところ、岳朗ちゃんが岸壁から約2メートル下の海に転落。明輝人君とその同級生が飛び込んで助けようとしたが、同級生は助けられないと判断して岸壁に上がり、近くにいた大人に助けを求めた。明輝人君は岸壁に上がれずにおぼれたという。

 岳朗ちゃんは岸壁から海に下りるはしご付近に浮いていたところを、岸壁にいた人が引き揚げた。意識があり、救急車で搬送される際、母親が同乗していることに気づき、「お母さん」と呼びかけたという。明輝人君は、水深約2・5メートルの海底に沈んでいるのを引き揚げられたが、助からなかった。死因は水死だった。

 有村さん方は、中1の長女、明輝人君、小3の次女、岳朗ちゃん、三女(2)の5人きょうだい。明輝人君は明るい性格で、ただ一人の男兄弟の岳朗ちゃんを特にかわいがっていたという。魚釣りが好きで、この日も岳朗ちゃんを連れて出かけた。父親の高晴さんは「海に落ちたらじっと助けを待てと教えていた。弟が落ちてパニックになったのだろう。子どもだけで釣りに行くと知っていれば認めなかった。それが悔やまれる」と肩を震わせながら話した。(引用終り)
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山崎直子さん 宇宙へ

2010-04-06 06:25:09 | 海外
山崎さんのシャトル打ち上げ成功=日本人最後の飛行-宇宙基地に物資補給(時事通信) - goo ニュース

昨日5日夕刻7時のNHKニュースの時間でしたが「この時間内にシャトルの打ち上げがー」なんてアナが話していました。
老妻と二人で「NASAは日本(スポンサー)の為にサービスしたな!」なんて叫んでしまいました。

スペースシャトルには日本人宇宙飛行士の山崎直子さん等7名が登場していましたが無事離陸の後、補助ロケットの切り離しにも成功して軌道に乗ったそうです。
良かった。良かった。

数日前から「山崎直子」との名前が出て「家中ロシア語のメモだか付箋だらけ」なんて報道がありました。爺は最近のカリスマ主婦の話か何かと思っていましたが実はこの方がシャトルに乗る日本人女性宇宙飛行士だったのですね。

国際宇宙ステーションに対する補給と同所での作業の後、18日にはケネディー宇宙センターに帰還の予定。
無事戻ってきて欲しいものです。


時事通信:
【ケープカナベラル(米フロリダ州)時事】米航空宇宙局(NASA)は5日午前6時21分(日本時間同日午後7時21分)、ケネディ宇宙センター(フロリダ州)から、山崎直子さん(39)ら日米7人が乗ったスペースシャトル「ディスカバリー」を打ち上げた。ディスカバリーは目標の地球周回軌道に入り、打ち上げは成功した。

 7日未明(同日午後)に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、実験設備や食料などを届ける。

 宇宙航空研究開発機構の立川敬二理事長は「(シャトルには)大した問題も起きていない。山崎さんの無事帰還を祈っている」と話した。

 山崎さんは初飛行。日本人女性の飛行は1998年秋の向井千秋さん(57)以来、11年ぶり。シャトルは年内に退役するため、飛行は今回を含め残り4回だけで、日本人の搭乗は7人目の山崎さんで最後となる。

 ISSには野口聡一さん(44)が長期滞在しており、山崎さんが到着すると、初めて日本人2人が宇宙で顔を合わせる。滞在人数は一時的に計13人となり、過去最多タイ。このうち女性は4人で、新記録となる。

 ISSに運ぶ物資は円筒形の大きなコンテナに詰められ、シャトルの貨物室に収納されており、山崎さんがロボットアームを操作してコンテナをISSに取り付ける。山崎さんはアームでシャトルの機体点検も行うほか、物資搬入作業の責任者を務める。

 シャトルは約13日間飛行。山崎さんら乗員は16日未明(同日午後)にISSから離れ、18日朝(同日夜)にケネディ宇宙センターに着陸する。野口さんは6月2日にロシアのソユーズ宇宙船で帰還する予定。  (引用終り)
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