小沢氏は開口一番「意外な結果で驚いている」(読売新聞) - goo ニュース
昨日27日夕刻のTVニュースは検察審査会が小沢幹事長の「政治資金規正法違反事件」では「起訴相当」との結論を出し7時のNHKニュースはその報道を受けた小沢氏の「記者会見の様子」を流した。
何だか2月4日夜の小沢氏記者会見の模様をリプレイで見ている様な印象だった。
前回は「検察が起訴をしないと言う事は私が潔白の証」と述べ今回は「検察が検察審査会」に変わっただけで「何もやましい事はない。潔白だ」を繰り返した。

あれからざっと80数日だけど小沢幹事長を囲む政治的窮地は振り出しに戻ってしまった。

昨夜からの諸賢のブログで小沢幹事長を支持する方々は「政権交代で自公政権と官僚の抵抗によりまたぞろ貶められたーーー」との意見から「庶民の感覚として“秘書のやった事では説明がつかない”」迄多岐にわたる。
どちらが本当か今のところ判らない。

司法手続きからみれば2月4日には「検察側は小沢氏の容疑をクロとするだけの証拠が集まらず公判を維持する事は出来ぬ」と判断して「不起訴」としたので「小沢氏が自ら言うように或いは贔屓筋が強調するように“潔白とか無実”という判断ではなかろう」

今度「検察審議会」の結論で検察が「起訴」をしなくても同様だし「起訴をしても」公判を維持して有罪となるかどうかはわからない。裁判所が「無罪」と判断してもそれが潔白という意味でなく「有罪と断じるには材料が不足。従って被疑者の有利に理解する」との意味であろう。

大事な事は小沢氏は公人なのであるからここまで身辺を疑われたら「政治的決着を図らなければならない」もっとも2月4日前後には「起訴されれば幹事長は辞任」と言っていたと思う。
政権交代で大義を果たそうと試みるならここは一度(政治的に)死んで復活して見せなければいけない。
党首鳩山首相は「普天間移設」の問題を処理しかねて日本人にも米国政府にも信頼されなくなって見える。
こうなれば党首幹事長二人して役職辞職、出来れば議員も辞職して「普天間基地の海外移転」を訴え「移転是か非か」のシングルイッシュウ(一問題だけ)で衆参両院選挙でもしないと「疑惑は晴れない」
7月末に民主党がかろうじて衆参両院で過半数を取り鳩山小沢両氏が議席を回復すれば「みそぎ」はすんで正しさが証明された事になる。
そこまでの覚悟をしないと選挙民に失礼になりそうだが「裸の王様は自分の姿に気が付かないのかも知れない」

読売新聞:
「これこそが善良な市民としての感覚である」――。
小沢一郎・民主党幹事長(67)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が27日に出した結論は「起訴相当」だった。「極めて不合理・不自然で信用できない」。議決書では、捜査段階での小沢氏の供述を厳しく批判し、「秘書に任せていたと言えば、責任は問われなくていいのか」と小沢氏の姿勢に疑問を投げかけた。一方、報道陣の取材に応じた小沢氏は「何もやましいこともない」「一切の不正なカネを受け取っていない」とこれまでの主張を繰り返した。
「意外な結果で驚いている」。
この日の午後7時10分から東京・永田町の民主党本部で報道陣に囲まれた小沢氏は開口一番、そう切り出した。「不正なカネは受け取っていない」「犯罪行為があったわけではない」と繰り返し、約7分間にわたって自身の「潔白」を強調した。
「最終的には検察当局の適正な判断がなされると信じている」。小沢氏は、東京第5検察審査会の27日の議決を受けて東京地検特捜部が再捜査をすることについてそう語り、「私の政治団体で不正な犯罪行為があったわけではない。国民の皆さんも納得してくれると思っている」と力説した。
冷静な口調で話していた小沢氏の表情が険しくなったのは、報道陣から「政治不信が高まるのでは」と尋ねられた時。「今日の結果で(高まる)ということはない」と語気を強めて否定した。
この日の議決は「(小沢氏を)起訴して公開の場で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである」と強調。小沢氏が政治資金収支報告書を確認することがなく、秘書任せにしていたと供述した点を「不合理・不自然」と厳しく批判したが、これについても小沢氏は「政治家と秘書はお互いの信頼関係で仕事を分担しているのは自然なこと」と反論した。
小沢氏の不起訴を不服とする申し立てが検察審査会にあったのは今年2月。民主党関係者によると、小沢氏は議決の行方を気にかけていた様子だったという。議決前日の26日の定例記者会見では「検察審査会も冷静に受け止めてご判断いただければ」などと述べ、圧力と受けとられかねない発言もしていた。
議決が出た27日、小沢氏は午後4時に予定されていた会合を欠席し、同5時からの大阪府の橋下徹知事との面会も急きょキャンセル。同7時過ぎには党本部で報道陣の質問に答えたものの、1時間後には側近議員と秘書を伴い、港区赤坂の居酒屋に入った。同9時半過ぎに店を出た小沢氏は報道陣の問いかけに応じることなく、ワゴン車に乗り込み、そのまま世田谷区深沢の自宅に。居酒屋での会合に同席した松木謙公衆院議員は報道陣に「みんなで一致団結して頑張る」とだけ語った。(引用終わり)
昨日27日夕刻のTVニュースは検察審査会が小沢幹事長の「政治資金規正法違反事件」では「起訴相当」との結論を出し7時のNHKニュースはその報道を受けた小沢氏の「記者会見の様子」を流した。
何だか2月4日夜の小沢氏記者会見の模様をリプレイで見ている様な印象だった。
前回は「検察が起訴をしないと言う事は私が潔白の証」と述べ今回は「検察が検察審査会」に変わっただけで「何もやましい事はない。潔白だ」を繰り返した。

あれからざっと80数日だけど小沢幹事長を囲む政治的窮地は振り出しに戻ってしまった。

昨夜からの諸賢のブログで小沢幹事長を支持する方々は「政権交代で自公政権と官僚の抵抗によりまたぞろ貶められたーーー」との意見から「庶民の感覚として“秘書のやった事では説明がつかない”」迄多岐にわたる。
どちらが本当か今のところ判らない。

司法手続きからみれば2月4日には「検察側は小沢氏の容疑をクロとするだけの証拠が集まらず公判を維持する事は出来ぬ」と判断して「不起訴」としたので「小沢氏が自ら言うように或いは贔屓筋が強調するように“潔白とか無実”という判断ではなかろう」

今度「検察審議会」の結論で検察が「起訴」をしなくても同様だし「起訴をしても」公判を維持して有罪となるかどうかはわからない。裁判所が「無罪」と判断してもそれが潔白という意味でなく「有罪と断じるには材料が不足。従って被疑者の有利に理解する」との意味であろう。

大事な事は小沢氏は公人なのであるからここまで身辺を疑われたら「政治的決着を図らなければならない」もっとも2月4日前後には「起訴されれば幹事長は辞任」と言っていたと思う。
政権交代で大義を果たそうと試みるならここは一度(政治的に)死んで復活して見せなければいけない。
党首鳩山首相は「普天間移設」の問題を処理しかねて日本人にも米国政府にも信頼されなくなって見える。
こうなれば党首幹事長二人して役職辞職、出来れば議員も辞職して「普天間基地の海外移転」を訴え「移転是か非か」のシングルイッシュウ(一問題だけ)で衆参両院選挙でもしないと「疑惑は晴れない」
7月末に民主党がかろうじて衆参両院で過半数を取り鳩山小沢両氏が議席を回復すれば「みそぎ」はすんで正しさが証明された事になる。
そこまでの覚悟をしないと選挙民に失礼になりそうだが「裸の王様は自分の姿に気が付かないのかも知れない」

読売新聞:
「これこそが善良な市民としての感覚である」――。
小沢一郎・民主党幹事長(67)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が27日に出した結論は「起訴相当」だった。「極めて不合理・不自然で信用できない」。議決書では、捜査段階での小沢氏の供述を厳しく批判し、「秘書に任せていたと言えば、責任は問われなくていいのか」と小沢氏の姿勢に疑問を投げかけた。一方、報道陣の取材に応じた小沢氏は「何もやましいこともない」「一切の不正なカネを受け取っていない」とこれまでの主張を繰り返した。
「意外な結果で驚いている」。
この日の午後7時10分から東京・永田町の民主党本部で報道陣に囲まれた小沢氏は開口一番、そう切り出した。「不正なカネは受け取っていない」「犯罪行為があったわけではない」と繰り返し、約7分間にわたって自身の「潔白」を強調した。
「最終的には検察当局の適正な判断がなされると信じている」。小沢氏は、東京第5検察審査会の27日の議決を受けて東京地検特捜部が再捜査をすることについてそう語り、「私の政治団体で不正な犯罪行為があったわけではない。国民の皆さんも納得してくれると思っている」と力説した。
冷静な口調で話していた小沢氏の表情が険しくなったのは、報道陣から「政治不信が高まるのでは」と尋ねられた時。「今日の結果で(高まる)ということはない」と語気を強めて否定した。
この日の議決は「(小沢氏を)起訴して公開の場で真実の事実関係と責任の所在を明らかにすべきである」と強調。小沢氏が政治資金収支報告書を確認することがなく、秘書任せにしていたと供述した点を「不合理・不自然」と厳しく批判したが、これについても小沢氏は「政治家と秘書はお互いの信頼関係で仕事を分担しているのは自然なこと」と反論した。
小沢氏の不起訴を不服とする申し立てが検察審査会にあったのは今年2月。民主党関係者によると、小沢氏は議決の行方を気にかけていた様子だったという。議決前日の26日の定例記者会見では「検察審査会も冷静に受け止めてご判断いただければ」などと述べ、圧力と受けとられかねない発言もしていた。
議決が出た27日、小沢氏は午後4時に予定されていた会合を欠席し、同5時からの大阪府の橋下徹知事との面会も急きょキャンセル。同7時過ぎには党本部で報道陣の質問に答えたものの、1時間後には側近議員と秘書を伴い、港区赤坂の居酒屋に入った。同9時半過ぎに店を出た小沢氏は報道陣の問いかけに応じることなく、ワゴン車に乗り込み、そのまま世田谷区深沢の自宅に。居酒屋での会合に同席した松木謙公衆院議員は報道陣に「みんなで一致団結して頑張る」とだけ語った。(引用終わり)