王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

山崎直子さん ディスカバリーで無事帰還

2010-04-21 08:21:50 | 海外
山崎さんシャトル帰還=日本人最後、一時代に幕-米ケネディ宇宙センター(時事通信) - goo ニュース

昨日20日夜報道ステーションを見ていますと冒頭部分で山崎直子さん等7名の宇宙飛行士が乗ったディスカバリーがケネディー宇宙基地に帰還する姿をLiveで見ました。

普通の飛行機よりかなり早いスピードと角度で降りている様に見えましたが滑走路の端に達する頃は安定した姿勢でまず後輪が見事に接地、前輪が着くと間もなくドラッグシュート(ブレーキ用の落下傘)を引いて機の行き足を落としていました。
無事帰還です。 良かったですね。任務完了 おめでとう御座います。

予定より2日遅れの15日間のミッションを無事終えて今朝のTVニュースでは滑走路の上で「応援してくれて有り難う御座いました」と元気に挨拶していました。
本当に良かった。

主夫を勤めるご主人の話とか可愛いお嬢さんの登場等、そもそも話題の多い人でしたが「宇宙ステーション」での活動もハイライトされましたよね。
爺は考えていたのですが他の6名が米国籍だとしてその方たちも似たような場面をNASAは映像にして米国内に流していたのでしょうか?
例えばお寿司の材料を持っていって野口さんに供するとかミニチュアの琴と野口さんの笛?で合奏する。半纏の様な和服に扇子を持ってみたりついには野口さんの頭髪を刈っていましたが滞在中のロシアの人の髪も刈ったのかどうか? こんな風な事をそれぞれ6人も国内向けにやったのですかね?

スペースシャトルを使った宇宙活動は今回で終わりな様です。
03年コロンビア号は大気圏内まで戻ってきましたがテキサス上空で分解してしまい、その前のチャレンジャー号は発射直後に軌道をそれ分解破裂。
安全の為の計画見直しで当初簡便で安上がりな方法の筈であったシャトル機による宇宙往復が計画予算の10倍 今回では300億円位掛かっているのでないかとか?!

まだシャトル機が飛んで飛べない事もないけどアメリカの事業仕分けで今後は「没」との事でしょうかね。

では野口さんはどうなるの?と心配ですが宇宙ステーションへの往復は今後ロシア製の「ソユーズ宇宙船」が頼みの綱になります。
さてソユーズ運行の為のスポンサー(金の出し手)は誰でしょう?
現在の日本の財政状況では無理がありますよね。
中国が手を挙げるでしょうか? 爺にはわかりません。
もし山崎さんが特別扱いで日本のマスコミに宇宙活動が流されたならNASAもなかなか商売上手ですね。


時事通信:
【ケープカナベラル(米フロリダ州)時事】山崎直子さん(39)ら日米7人が乗るスペースシャトル「ディスカバリー」が20日午前9時8分(日本時間同日午後10時8分)、約15日間の飛行を終え、フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した。悪天候で延期を重ね、当初より2日遅れの帰還となった。

 シャトルは年内にも退役する予定。日本人の搭乗は山崎さんが7人目で、1992年の毛利衛さん(62)から約17年半にわたった「シャトル時代」が幕を下ろした。国際宇宙ステーション(ISS)に来春から長期滞在する古川聡さん(46)以降は、ロシアのソユーズ宇宙船だけに頼ることになる。

 山崎さんは、主治医を通じて「地球に戻って重力の強さを非常に感じています」との談話を発表。滑走路上の記者会見では「応援してくださって本当にありがとうございました」と日本語であいさつした。

 シャトルは着陸の5分前、同センターに広がる澄み切った青空に姿を見せた。「ドン、ドン」と衝撃波の乾いた音を響かせ、周囲をぐるりと一周した後に滑走路に滑り込んだ。 
(引用終わり)

写真:産経
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