王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

福島原発 空と地上から放水

2011-03-18 07:44:28 | 福島原発事故
放水、東電と防衛省協議へ=17日の効果を検討―電源復旧あす以降に・福島原発(時事通信) - goo ニュース

この度の東日本大震災の被害は目を覆うばかりの惨状に心が痛みます。しかし行政の支援と生き残りの方々の助け合いで少しづつ救援物資が届きだして居るようです。どうやら県の災害センターには救援物資は届いている映像をみますが、燃料油の不足で災害現場の拠点まで届かないようです。是非物流の専門家を集め知恵を絞って「最適解」を出して欲しいものです。
お願いします。

さてそれに加えて横浜在住の浜爺にとって「どこか心が落ち着かないのが福島原発の放射能もれ」です。
昨日17日午前自衛隊ヘリ2機で約30トン(放水用バケツ7.5トンX4杯)の放水が行われ夕刻には警視庁の放水車1台と自衛隊の大型消防車3台?で地上から放水が行われました。
放水車はノズルの角度が上がらず目標に届かなかったが消防車は30トン?程の水を目標に撒いたとか。
空と陸から合計60トンの放水の効果は東電と自衛隊が評価中だそうです。
柔道ではありませんが「有効」の判定が出て今日も引き続き放水が続く事を願っています。
さて朝夕の通勤ラッシュ時間に計画停電の影響が出ています。
しかし大変な中「被災地の大変さを考えればこの位は(我慢しなければ)」と街頭インタビューに答える若者の顔を見ると何だかほっとします。

非常時ですから政府への批判を謹んでいますが「大丈夫」だとか「物はあるとか」関係大臣は情緒的な話でなく「具体的に国民の目に前に積んでみせるとか○○地区では溢れている」事を映像化して見せなくてはね。この点では「石油製品の流通回復が焦点と思えます」さて誰が力量を発揮するでしょうか?
浜爺も省エネに協力して朝夕の通勤は自粛。店に泊まりこみを続けています。
みんなでもう少し頑張りましょうね。


時事通信:
東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の3号機の使用済み核燃料プールは、水の蒸発により燃料棒が損傷して大量の放射性物質が放出される恐れがある危険な状態が続いているため、東電や防衛省は18日も引き続き、冷却のための放水実施を検討する。

 陸上自衛隊の大型ヘリコプター2機が17日午前、3号機に4回水を投下。同日夜には、警視庁と自衛隊が地上から放水を行った。

 東電はヘリの放水について「冷却効果はあった」としているが、敷地内の放射線量に大きな変化はみられなかった。

 防衛省は、ヘリによる水の投下と地上放水について、18日も17日と同様の態勢を取っており、17日の放水効果について詳細に検討した上で、18日の実施の可否や具体的な放水方法を決める。

 一方、警視庁の地上放水は、高圧放水車が水平方向に放水する設計のため、燃料プールへの注水には適さないと判断され、18日以降の使用は見送られた。

 東電は、第1原発の電源復旧に向けた作業を17日から本格化。東北電力の送電線を敷地内に引き込んで分電盤につなぎ、各施設に接続する。最初の接続先は、建屋の被害が少ない2号機にする予定で、電源が復旧すれば、緊急炉心冷却装置を稼働させ、原子炉への注水作業などを進めたい意向だ。

 ただ、3号機への放水中は、配線接続などの電気工事は危険を伴うためにできない。東電は「危険な状態の3号機への放水を優先する」としており、2号機への電気の供給は19日以降にずれ込むとみられる。(引用終わり) 

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