教員駆け込み退職希望、30人は学級担任…埼玉(読売新聞) - goo ニュース
全国の地方公務員の退職金削減が2月1日付けで発効するようです。
ここ数日埼玉や愛知県の公立校の先生が(予想より)大量に1月末で退職するそうです。その中には学級担任がが居るとの事で(それだけではないでしょうが)埼玉県知事が批判的な発言をしたり愛知県知事は(駆け込みを)説得するとか言っている様です。
埼玉の教員の例ですと、3月まで在籍すると退職金が150万円減るそうです。
残り2か月を務めると40万円/月の給料が入りますから2か月で80万円の入りになります。
150万円-80万=70万円 70万円が純減になってしまいます。
仮に学級担当を臨時職員でとのアイデアも有りますがそれは59歳までとか、4月の新学期に合わせてとか規則が有って難しい様です。
要するに地方行政の長は例外なしの退職金一律カットを2月1日で決めたようです。
規則適用になる個々人がそれを受けて利害得失を勘案するのは当然の事ですよ。
それを下村文化相は「許されない事」とはっきり批判しています。
浜爺にはこの人の政治感覚が判りません。
3月まで約束された退職金を払うとの約束を先に反古にしておいて教師或いは警察官に職業倫理を問いつめたり無責任と批判するのは本末転倒でしょう。
政治的発言としては「一部の職場(学校)に不都合が起きるかもしれないが、過渡期における異常な事態ですから知恵を絞って乗り切りましょう。その手助けはします」と言い切らねば迫力ありません。
2-3月の受験期や卒業時期に学級担任が病気や事故で突然病欠や欠員が出るなんてことは良くある事ではないでしょうか
非常時には非常時らしく出来る事を必要最低限にすます。
仮に退職金削減が公益に寄与するならその実施による不都合は首長が取らねばその資格が有りません。
浜爺も退職前はサラリーマンでしたが、会社がリストラ策を取ると「会社が辞めて欲しくない人から辞めてゆきました」
それでも会社の上級職は「残る人間出来る業務形態に変えて仕事を続ける」と騒ぎませんでした。
下村文化相は何をするのでしょう?
しばらく見守りましょう。
写真:下村文化相(産経新聞)
読売新聞:
今年度で定年退職する埼玉県の公立学校教員110人が、退職手当削減が始まる2月より前の退職を希望している問題で、希望者のうち学級担任は30人いることが22日、県教委などへの取材で分かった。
上田清司知事は、県費削減効果と周知期間を勘案して2月1日施行にしたと説明、「2か月も残して辞めるのは無責任のそしりを受けてもやむを得ない」と批判した。
110人のうち県採用教員は89人。教頭4人と教諭85人で、教諭の中には担任27人が含まれている。教頭の欠員は、他の学校や教育委員会から補充する方針。担任は、教頭や学年主任、副担任らが務めるよう各学校が調整中だ。早期退職を希望するさいたま市採用21人のうち、担任は3人。教頭はいない。県、同市とも校長は含まれていない。
(引用終わり)
全国の地方公務員の退職金削減が2月1日付けで発効するようです。
ここ数日埼玉や愛知県の公立校の先生が(予想より)大量に1月末で退職するそうです。その中には学級担任がが居るとの事で(それだけではないでしょうが)埼玉県知事が批判的な発言をしたり愛知県知事は(駆け込みを)説得するとか言っている様です。
埼玉の教員の例ですと、3月まで在籍すると退職金が150万円減るそうです。
残り2か月を務めると40万円/月の給料が入りますから2か月で80万円の入りになります。
150万円-80万=70万円 70万円が純減になってしまいます。
仮に学級担当を臨時職員でとのアイデアも有りますがそれは59歳までとか、4月の新学期に合わせてとか規則が有って難しい様です。
要するに地方行政の長は例外なしの退職金一律カットを2月1日で決めたようです。
規則適用になる個々人がそれを受けて利害得失を勘案するのは当然の事ですよ。
それを下村文化相は「許されない事」とはっきり批判しています。
浜爺にはこの人の政治感覚が判りません。
3月まで約束された退職金を払うとの約束を先に反古にしておいて教師或いは警察官に職業倫理を問いつめたり無責任と批判するのは本末転倒でしょう。
政治的発言としては「一部の職場(学校)に不都合が起きるかもしれないが、過渡期における異常な事態ですから知恵を絞って乗り切りましょう。その手助けはします」と言い切らねば迫力ありません。
2-3月の受験期や卒業時期に学級担任が病気や事故で突然病欠や欠員が出るなんてことは良くある事ではないでしょうか
非常時には非常時らしく出来る事を必要最低限にすます。
仮に退職金削減が公益に寄与するならその実施による不都合は首長が取らねばその資格が有りません。
浜爺も退職前はサラリーマンでしたが、会社がリストラ策を取ると「会社が辞めて欲しくない人から辞めてゆきました」
それでも会社の上級職は「残る人間出来る業務形態に変えて仕事を続ける」と騒ぎませんでした。
下村文化相は何をするのでしょう?
しばらく見守りましょう。
写真:下村文化相(産経新聞)
読売新聞:
今年度で定年退職する埼玉県の公立学校教員110人が、退職手当削減が始まる2月より前の退職を希望している問題で、希望者のうち学級担任は30人いることが22日、県教委などへの取材で分かった。
上田清司知事は、県費削減効果と周知期間を勘案して2月1日施行にしたと説明、「2か月も残して辞めるのは無責任のそしりを受けてもやむを得ない」と批判した。
110人のうち県採用教員は89人。教頭4人と教諭85人で、教諭の中には担任27人が含まれている。教頭の欠員は、他の学校や教育委員会から補充する方針。担任は、教頭や学年主任、副担任らが務めるよう各学校が調整中だ。早期退職を希望するさいたま市採用21人のうち、担任は3人。教頭はいない。県、同市とも校長は含まれていない。
(引用終わり)