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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中国軍機また自衛隊機に異常接近 !!

2014-06-12 08:18:02 | 中国関連
中国軍機また自衛隊機に異常接近 東シナ海上空(産経新聞) - goo ニュース

そそっかしい浜爺は小野田防衛相が文句を言っているのをTVでちらと見て「何時まで済んだことを言っているんだ!」と思ってしまいました。

おっとと! 記事をよく読んだら昨日11日午前11時と正午頃、中国軍機が東シナ海の公海上で海自の偵察機に30メートル、航自の偵察機に45メートルの近距離接近したそうです。
中国軍機はSU(スホーイ)27 ロシアの戦闘機ですが中国版のパクリなら「殲撃」と呼ぶ機体の様です。
「この機体中国で改造の結果、オーバースペック(あれやこれや機能がてんこ盛り)の様で数十メートルですれ違えたのは幸運としなければいけません」

2度目と言うと中国は「東シナ海」から日米の勢力を追い出す実行行為の一環でしょう。
ここで思い出すのは2001年4月海南島起きで米中の戦闘機と偵察機が接触し戦闘機は墜落しパイロットは死亡、偵察機は海南島に不時着し期待と乗員は足かけ2か月抑留されました。
勿論その間に電子情報は徹底的に調べられたに違いありません。この事件後米軍は偵察システムを変更せざるを得ませんでした。

今回も「接近に驚いて偵察を辞めればよし、接触事故が起きてもやむを得ない。次の展開を深化できる」との中国による冒険主義の表れでしょう。
米国が東シナ海の偵察は日本に丸投げしているのか? 日本の力が米軍の一翼を担うほど上がってきた結果なのでしょうか?
中国にとっては煩わしいのでしょうね!
日本も中国の何を何のため偵察しその情報をどうしようと考えているのでしょうか? 知りたいものです。


写真:中国製SU27

産経新聞:
防衛省は11日、中国軍のSu27戦闘機2機が同日午前11時と正午ごろ、東シナ海の公海上空で、海上自衛隊のOP3C画像情報収集機と航空自衛隊のYS11EB電子情報収集機に異常接近したと発表した。数十メートルの近さまで近接した。領空侵犯は発生しておらず、自衛隊機や自衛隊員への被害はない。レーダー照射もなかったという。

 小野寺五典防衛相は11日夕、オーストラリアのジョンストン国防相との会談で異常接近の事実関係を公表し、外交ルートを通じて中国側に抗議したことを明らかにした。

 中国軍機の異常接近は5月24日以来。6月11日夜は日豪両政府の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が開かれるため、「中国側が牽制(けんせい)しているのではないか」(政府関係者)との見方も出ている。
(引用終わり)
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