王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

韓国統一地方選 引き分け?!

2014-06-06 07:51:41 | 海外
韓国統一地方選 与党、大敗免れる 朴政権、逆風しのぎ「引き分け」(産経新聞) - goo ニュース


昨日5日朝7時のTVニュースでは韓国の統一地方選は激戦だったようで与野党どちらに軍配が上がったかよく分かりませんでした。
昼頃になるとこの参考記事の様に17か所の結果がはっきりしました。
数だけで言えば与党8か所野党9か所で野党の価値ですが重点地区での勝敗を考慮すると仁川市長選を野党から奪った与党の頑張りを考慮すると引き分けと見ている様です。
しかしセウォル号沈没事件で世論の袋叩きにあっている?朴政権は不利になるだろうとの見通しでした。
さて日本のTVが報じたほど韓国中の人が朴政権に怒ったのか? 怒っても地方選にはそれほど反映されないのか? 野党は朴政権の-材料を入れてもこの程度の力だったのかよく分かりません。

韓国のメディアは「与党の善戦」としているそうです。
地方選善戦でも韓国経済が上向くわけでありませんから朴政権は難しいかじ取りをせざるを得ないでしょう。
内政の歪をそらすには「日本批判」が続きそうです。
さて本当のところどうなるでしょう?
しっかり見守らないといけません。


写真:5月19日セウォル号沈没で謝罪する朴大統領

産経新聞:
【ソウル=名村隆寛】韓国の統一地方選は5日午前までの開票の結果、焦点となっていた主要8市、9道の首長選で、保守系与党のセヌリ党候補が8カ所、左派系第1野党の新政治民主連合候補が9カ所で当選を果たした。

 ソウル市長選は民主連合の現職、朴元淳(パクウォンスン)氏(58)が当選した。特に与野党が伯仲した注目の7選挙区では、セヌリ党が釜山、仁川、京畿道で勝利。民主連合が大田、世宗、忠清北道、江原道を抑えた。

 民主連合が選挙前より1カ所多く獲得したかたちだが、旅客船沈没事故への対応をめぐり政府への批判が高まる中、セヌリ党は激戦の末に仁川市長選で民主連合から市長の座を奪うなど、終盤の巻き返しが目立った。

 民主連合など野党側は、与党への批判票が期待されたものの、追い風に乗り躍進することはできなかった。韓国メディアは「与党の善戦」とみる専門家らの分析を伝えている。

 朴槿恵(パククネ)政権下で初の大型選挙で、政権発足2年目の中間評価とされた今回の選挙では、沈没事故の影響でセヌリ党は序盤から苦戦を強いられた。逆風の中、危機感を強めた同党は、激戦区での接戦を制した。


 選挙戦で終始、受け身の側に立たされたセヌリ党が大敗すれば、朴大統領の政治危機へと発展する可能性も指摘されていた。与党が踏みとどまり、最悪の事態を免れた朴大統領ではあるが、沈没事故の対応への批判は続いており、内政運営は依然として厳しい状況だ。
(引用終わり)



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