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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

石原環境相 「金目」と放言 !!

2014-06-19 08:56:50 | 政治
「金目」発言、タイミング最悪…批判と動揺と(読売新聞) - goo ニュース

16日石原環境相は福島第一原発事故で生じた汚染土などを保管する「中間貯蔵施設建設」を巡り地元との説明会の交渉経過を菅官房長官に報告した後の記者会見で「最後は金目(かねめと読むのでしょう?)」と発言した事を巡って関係する町と福島県の関係者は勿論、同県の自民党県議からも非難の声が上がりました。

彼にとって幸い?だったのはマスコミがW杯サッカーで日本がコートジボアールに敗れた報道でてんやわんやだったので「失言は深刻」な割に徹底追及を免れてしまいました。
更に政局は「集団自衛権の閣議決定」を22日までの会期中に公明党と合意に至るかどうかでこれもてんやわんや。
明日20日金曜日早朝はギリシャ戦ですからもう石原環境相の逃げ切りです。

でも汚染物質の保管場所を決める事は政治課題としてとても大事です。原発を止める決定をしない政府ですから汚染物質は福島第1原発付近の汚染地区に決めるのは止むおえない事でしょう。汚染地区になったのはお気の毒な限りですが「原発設置」を認めたのは地元選挙民でもあったのですから。
それでも保管地区決定の手順とか評価の説明がなされたら「施設の付近の土地や建物」の補償はどうなるか? は地元民の関心事ですが、石原環境相の発言は「言葉足らずで説明不足」は否定できません。
この手の人物が今後とも福島と国の窓口では不安が残ります。
大化けしてもらいたいものです。

写真:石原環境相

読売新聞:
東京電力福島第一原発事故の除染で生じた汚染土などを保管する中間貯蔵施設建設を巡り、石原環境相が「最後は金目でしょ」などと発言したことについて、福島県では、同県の自民党県議の代表者が17日夕、急きょ上京して石原環境相に直接、抗議するなど批判が高まっている。

 環境省でも「地元との交渉が本格化する矢先だっただけに、最悪のタイミングだった」(同省幹部)と動揺が広がっている。

 福島県の佐藤雄平知事は、17日開会の県議会本会議で、「住民のふるさとを思う気持ちを踏みにじるものであり、誠に遺憾」と強い口調で批判。同県の自民、民主・県民連合、ふくしま未来ネットワーク、共産の県議会4会派は、議長名で石原環境相に「住民の尊厳を踏みにじるもの」として抗議文を郵送することを決定した。

 これとは別に、自民党県連の幹事長の杉山純一県議が上京して石原環境相と面会し、「断固として抗議する。住民や県民との信頼を早急に回復されるよう強く求める」とする抗議文を提出した。石原環境相は「最後は誠意を示さなければいけないという趣旨だった」と釈明、「本当に申し訳ない」と陳謝した。
(引用終わり)
コメント (2)
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